アイコン 完成後7年水漏れダムの大蘇ダム 追加工事100億円かけ防漏工事へ

九州農政局は17日、大分県竹田市などに農業用水を供給するために建設されたものの大量の水漏れを起こして、計画通りに農業用水が供給できなくなっている大蘇ダムについて、竹田市で説明会を開催、ダム湖全体で水漏れ対策の工事を進めていく方針を示した。

熊本県産山村にある大蘇ダムは、竹田市などに農業用水を供給するために建設されたがダム湖から予想を超える大量の水が漏れ、その修復工事を行ったものの、水漏れは収まらず、計画通りに供給できていない。

この水漏れダム対策について、現在、ダム湖の一部で行っているコンクリートの吹きつけが、水漏れの防止に効果があると説明したうえで、来年度以降、ダム湖全体でコンクリートの吹きつけを行い、ダム湖の湖底についてはシートを敷くなどの対策を進める方針を明らかにした。

さらに担当者は、これらの工事には最短で5年ほどかかり100億円以上が必要だという見通しを示した。

同ダムは完成後水漏れが発覚、補修工事をしても水漏れは収まらず、完成して7年も経ちというのにこの有様だ。
当初130億円でスタートした大蘇ダム事業、これまでに600億円も注ぎ込み、更に100億円をかけ水漏れ防止工事を行うという。
もともと水漏れしやすい阿蘇の外輪山で火山灰質や火山岩。官僚と議員たち利権組のための開発ありきで進められてきた事業。地質調査が行われ、問題があるとされていても隠蔽していたと思われる。そうでなければ、地質調査会社を指名停止処分にするとか、損害賠償請求するとかするはずだ。

民主党は、政権発足当初、マニフェストに則り全国のダムへの国の補助金を凍結したが、最近、全部解除して大判振る舞いをしている。自民党より金使いが荒っぽくなっている。 

遅々として進まぬ大震災復興(政権はその批判に各自治体要求の1.5倍の予算をつけた)、消費税・TPP・原発再稼動の豚政権。自民党政権ではなしえない難題をスルスルやりたい放題行っている。国民不在豚政権によりマスターベーション的政治が行われ、枝野も細野も付き合わされマス上手になっている。セクハラ男の仙谷は立つのか立たないのか知らないが。

[ 2012年6月19日 ]
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