シェールガスの大量生産で石炭のパトリオット・コールが経営破綻
アメリカ・ミズーリ州に本拠を置く石炭会社の「パトリオット・コール」は、7月9日付で連邦破産裁判所へ破産法第11章(日本の民事再生法)を申請した。
同社は12の炭鉱を抱えるアメリカ東部の大手石炭会社であるが、アメリカでは天然ガスのシェールガスが急激に大量に生産されるように鳴り、石炭は燃料としての価値を損ない、大幅下落、負債額30億7,224万ドル(約2,440億円)を抱え破綻した。
日本では、東電がアメリカのシェールガスより4倍以上高い天然ガスを調達して、国民の皆様の電気代を上げている。ロシア産で見ても80%も高く、お金持ちの東電さんである。
米シェールガス(天然ガス)は、3.0ドル/トン前後、東電が購入した天然ガスは18ドルとされている。ロシア産は中国や欧州での価格が10ドル前後となっている。如何にシェールガスの価格が安いか、需給バランスを崩し安くなるような大量生産がなされている。(埋蔵量は何百年とも言われている。今後本格的な輸出が見込まれている。それを使用すれば、電気代は大幅に安くなる。高く買っても電気料金を高くすればよいというシステムそのものがおかしい)
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