アイコン グラクソ罰金2400億円(英医薬品大手)/米司法省と合意 ボッタクリ

世界第4位の英製薬大手グラクソ・スミスクラインが医薬品を不正に販売したなどとされる問題で、米司法省は7月2日、同社が計30億ドル(約2,400億円)の罰金などを支払うことで合意したと発表した。

製薬会社が支払う金額では過去最大。内訳は刑事罰が10億ドル、民事支払いが20億ドル。

司法省は、同社が成人用の抗うつ剤「パキシル」を、子ども向けに抗うつ剤の「ウェルバトリン」を減量の補助薬として販売したと主張。
2001~07年に糖尿病治療薬「アバンディア」の安全性に関するデータも米食品医薬品局(FDA)に提出していなかったと指摘していた。
 同社は、罰金などの支払いに加え、米保健省との間で5年間のコンプライアンス(法令順守)に関する合意を結んだ。
同省によると、経営陣は本人や部下に重大な違法行為があった場合ボーナスを失い、販売担当者の給与は、売上目標でなくサービスの質を基礎に決定することなどが内容となっているという。

グラクソもいい加減な仕事をしていた責任は社会的にも問われる。グラクソの売上高は3兆円前後。

世界の警察アメリカを標榜する罰金のデカサだろう。他国企業の経営政策まで言及・命令しており、アメリカの言いなりにならなければ、アメリカ市場には参入させないという強い意志の表現でもある。日本もこれまでいろいろ高い罰金ほ吹っかけられ、それに加え檻の中に収監されている大手企業もある。

[ 2012年7月 6日 ]
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