アイコン 世界最小メモリーの鉄原子1ナノで開発/千葉大山田豊和准教ら独仏合同チーム

千葉大学大学院の山田豊和准教ら研究チームはドイツやフランスの大学と合同で、鉄原子を使った1ナノメートル(100万分の1ミリ)の世界最小磁気記録メ モリーの開発に成功した。合同チームは、鉄の原子を炭素や水素などからなる有機分子で包み込み磁石として安定させることで、原子に情報を記録させることに 成功した。
今後チームは、世界で最小メモリーとして電子機器の小型化など実用化を目指していく。

山田豊和准教授は「企業などと連携して実用化への道を模索していきたい」としている。
製品化されれば中国から恩着せがましく売るレアメタルを購入する必要もなくなる。

こうした貴重な情報を千葉大は、同大のHPで紹介もしていない。これでは世界の大学に遅れを取るばかりだろう。世の中との大きなズレを感じてしまう。残念でならない。

同合同チームは昨年2月にも、インクの分子で、世界最小の磁気センサーの開発に成功している。
当研究でも、千葉大大学院融合科学研究科ナノサイエンス専攻の山田豊和特任准教授を中心とした国際共同研究チーム(日本・ドイツ・フランス)により実行された。
研究チームは、インクに含まれる分子を用いて、1ナノメートル(十億分の一メートル)の大きさの、世界最小の磁気センサーの開発に世界で初めて成功し、磁気センサーの感度が10倍増幅することも判明させている。

[ 2012年7月17日 ]
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