アイコン でたらめな造園業界/福岡市造園工事の入札の怪

投稿者 = 福岡市造園業界撲殺

「でたらめな造園業界」改め「無能な造園業界2012」

天神現在、福岡市中央区天神のど真ん中の公園「警固公園」の改修工事が行われている。
「警固公園」は場所柄、福岡市、福岡県、引いては九州のランドマークと言っても過言ではない。その公園の改修工事を行っているのが西鉄グリーン・九グラJVであるが、下請会社の選定がお粗末である。
この九州建設業界大不況の中、よりにもよって、福岡市外業者に発注しているところが相変わらず低レベルな福岡市の造園業界だ。
福 岡市内には工事発注件数の少なさから仕事をしたくても仕事ができない業者が多数存在するというのに・・・おまけに福岡市の顔ともいえる公園を下請けとはい え、市外業者が中心となって行っていることに違和感を覚える。(万能板から中の様子がみえるが、「瀧口観花苑」という市外業者の重機等が動いており、施工 体系図等、諸々の状況からこの市外業者が下請けの中心、つまり下請け金額が最も大きいと思われる。)
この事実は、造園業界というよりこのJVの無能さが露呈している。

「安ければ市外業者でもよい。」という利益優先の企業方針が見え見えだ。

この公園工事は「総合評価方式」であるが、結局決め手は「企業力」。「技術力」ではない。
目の前が、西鉄グループの「ソラリア」だし、やっぱ、「西鉄」という企業力が絶大であるため、発注者の福岡市も安心を買うという意味で「西鉄」を選ぶよね。そこが福岡市の「総合評価方式」の悪いところ。だって最低金額を公表してるから金額でひっくりかえせないもんね。だから自分たち(福岡市)の都合で選びやすい。つまり福岡市の「総合評価方式」は欠陥といえる。
今時、何処の自治体も基本、地元企業育成を全面に押し出している。福岡市もそうである。
発注者の意向を無視して市外業者に決定するところが低レベルである。
「西鉄」という看板を掲げて仕事をしているのなら、「地元業者を育成します。」という姿勢が業界の活性化となるのでは?
「器ばっかり大きいだけで、中身はスッカラカン。」という印象を受けるのは私だけでしょうか?
このような意識の低さでより良い公園づくりができるのか?工事における品質管理、安全管理等の精度低下に波及するのではと、福岡市民として心配である。現に、サブの「九州グラウンド」は7月に福岡市の別工事で転落死亡事故を起こしている。通常、HP等で亡くなられた方に対してのお悔やみや反省の意を込めたメッセージを発信するのが誠意ある企業のあり方と思うが、特に何もしていないところが低レベル。

福岡市民として、市内業者が仕事にあぶれている状況の中、下請けとはいえ市外業者が造った公園に行こうとは思わない。
また、発注者である福岡市も相変わらず、低レベルだ。発注者の権限で、下請業者も市内業者に限定できないのか?ただでさ、不祥事続きの福岡市職員。市内業者に仕事をさせることが市民に対する謝罪の一つという考えに至らないのだろうか?
市内業者が利益を上げることで福岡市に税金がおちるはずである。ただでさえ福岡市のずさんな市政のおかげで福岡市民一人あたり約170万円の借金を背負わせているというのに、なぜわざわざ他の自治体に税金が落ちるようなことをするのか?
福岡市職員の無能さ、公僕としてのモラルの低さは相変わらずだ。こんなことではいつまでたっても市の借金は減らないだろう。
納税者が納得する行政を行うことは公僕のつとめでは?納税者の一人である私が「警固公園に行きたくない」と思っているという事実は、ある意味「税金の無駄遣い」につながりませんか?
また、福岡市造園業協会も無力すぎる。ま、協会の会長の息子が公園建設課にいたという事実があるため、協会員を押さえる力はないだろう。

何もできないなら、いっそ会長職辞職または協会を解散してはいかがですか?
会員も少なからず協会費なるものをはらっているはず。自分たちが仕事がなくて遊んでいるのに、会費も納めていない市外業者が福岡市内で、それも福岡市の中心の公園を施工していることに抗議行動を起こさないところが、ホントに「シャバイ」。
実際の所、「公園工事」といっても土木工事が8~9割、植栽工事が1~2割が現状。土木工事の付帯工事として植栽工事があるようなもの。
いっそのこと、福岡市の公園工事は「土木」として発注してはどうですか?

[ 2012年8月26日 ]
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