日韓フォーラムは、１９９３年細川護煕総理大臣と金泳三大統領との首脳会談での合意により未来志向の民間レベルの政策対話として設置されたもので、２０１２年８月２９日から３１日にかけて日本の福岡市に於いて第２０回の開催を予定していた。しかしながら、このたびの李明博大統領による竹島上陸ならびに天皇陛下に関する発言等の影響に鑑み、民間による対話の重要性を認識しつつも現時点において冷静で建設的な議論を行うことは困難であると判断、両国において対話の環境が整うまでフォーラムの開催は延期すべきだと考え、韓国側もこの提案を了承した。

日韓フォーラムには、毎年両国から角界の指導的立場にある有識者約５０名が参加し、これまで２０年にわたって民間レベルで真摯な対話を重ねてきた。日韓関係の発展に大きな影響を与えた２００２年のサッカーワールドカップ共催を両国政府に提言するなど、参加者一同は両国間の協力を推進するため多大な努力をしてきた。

両国議長を始めとする本年参加予定者は、今後も長期的視点に立った相互理解の促進と関係強化のためのフォーラムの重要性につき、また引き続き未来志向の対話を重ねることに何ら疑問の余地はないことを確認しており、しかるべき時機に日本であらためて第２０回日韓フォーラムを開催すべく、引き続き関係各者と協議をすすめることとしたい。

としている。

韓国民を平気で殺戮し続けた李承晩の再来とされる李明博は、日韓関係を何もかも打ち壊そうとしているようでならない。
金泳三大統領統領は、日韓関係改善にも尽力した韓国初の文民政権の賢明な大統領である。