アイコン 関西電力/中間期 ▲1,167億円の赤字 自己資本はまだ1兆3,591億円

<今夏は平成22年に比し▲7.3%需要減少>
関西電力の 電力需要状況は、平成22年4月~9月は猛暑であったが、平成23年同期間は3月11日に東日本大震災と福島原発水素爆発により、世の中が急変、自粛ムー ドに包まれた結果、電力需要は前年同期間比▲3.7%と減少し、更に本年の同期間は前年同期間比▲3.6%減じた。平成22年の夏(4~9)より

▲7.3%も電力需要が減っている(一般消費家庭にあっては10%以上の節減を実現している)。
企業の自家発電努力もあろうが、大掛りな火力発電など直ぐ立ち上がるものはなく、関西電力を利用する企業や消費者が節電に努めた結果によるものである。また、家電業界も節電効果品が続々誕生させ市場投入、地デジ効果がなくなりTVが売れず厳しい家電業界も少しだけ救われた。
人は困ったら考えるものであり、困らなければ進歩はない。あったら便利はムダ・浪費の典型的なものである(トヨタカンバン方式)。

関西電力 中間期(4月~9月までの電力需要推移状況)
関西電力
平成23年中間期
平成24年中間期
平成25年中間期
25/24年中間期
25/23年中間期
 
H22.4~9
H23.4~9
H24.4~9
 
 
(単位:百万kWh)
猛暑
原発爆発
猛暑
3.7%減
7.3%減
電灯計
25,516
24,000
23,073
96.1
90.4%
電力低圧
3,143
2,886
2,744
95.1
87.3%
電力その他
412
388
369
95.0
89.6%
電力計
3,555
3,275
3,113
95.1
87.6%
電灯電力計
29,071
27,274
26,186
96.0
90.1%
特定規模需要
47,758
46,629
45,017
96.5
94.3%
合 計
76,829
73,904
71,203
96.3
92.7%
 
<中間業績>
同社は電力需要が前年同期間比▲3.7%減少したものの、売上高が増加したことは、燃料価格の上昇による燃料費調整額の増加により電灯電力料収入が増加してものとしている。
 
ここまで節電が進み、自家発電も確実に広がっており、原発は動かす必要がなくなってきている。もしも、利益のためだけに原発を動かせば、既存の原発を動かすだけでも、需要が減った分、原発依存度がかなり高くなる。
しかし、今度、絶対に起きないとされた福島の水素爆発ようなことがあれば、日本経済は破壊され、世界が日本の全原発を廃止させることになろう。寿命も先が見えている住化の糞爺など相手にすべきではない。
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
1,395,133
51,173
37,864
20,492
13年3月期第2四半期
1,405,927
-155,498
-171,947
-116,785
前年同期比
100.8%
 
 
 
13年3月期予想
 
 
 
 
12年3月期実績
2,811,424
-229,388
-265,537
-242,257
11年3月期実績
2,769,783
273,885
237,987
123,143
10年3月期実績
2,606,592
227,661
193,132
127,170
13期予想/12期比
 
 
 
 
13年3月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
7,495,387
1,377,917
1,359,173
18.1%
 
[ 2012年10月30日 ]
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