アイコン エス・バイ・エル/第2四半期 減収赤字 通期では黒字予想

同社は、主力事業である住宅事業部門は、創業60年を超える最も歴史の長い住宅メーカーとして、原点に回帰したデザインに最新のスマートハウジング構想を融合させた商品ラインナップを揃え、ブランド価値の向上に努めた。
ま た、受注拡大を実現するため、お客様のニーズを的確に把握し、正確かつスピーディーに具体化してプレゼンテーションするためのツールとして、図面作成・見 積連動機能等を搭載した営業用タブレット端末を、ヤマダ電機と共同開発し、平成24年7月21日以降、全国の注文住宅営業に順次配付し、本格導入した。

このように、当社の強みを強力に訴求することで売上の拡大を目指し、販促活動を強化した結果、売上高は136億97百万円となったが、人件費を含めた営業経費等の増加により、営業損失は6億99百万円となった。

リフォーム事業は、オーナー様を対象とした増改築工事の受注活動に加え、他社施工物件への受注活動、及び太陽光発電設置工事やオール電化工事等の受注活動を強化した。また、ヤマダ電機との連携面においては、情報入手ルートの拡大を図る効果も出てきたことが寄与し、業績は概ね順調に推移した。

その結果、売上高は35億65百万円となり、営業利益は1億76百万円となったとしている。
同社は、先般の第2四半期業績予想下方修正発表において、親会社であるヤマダ電機とのスマートハウスビジネスを通じた相乗効果を発揮するべく、機動力向上を目的とした地区本部制の導入をはじめとした組織体制の見直しやそれに伴う人員の増強等に努めてきた。

しかしながら、当初計画していた適材適所への人材配置等の増強計画に一部遅れが発生したことが影響し、当初見込んでおりました注文住宅及び分譲販売における収益実績は計画を下回ることとなり、公表数値と比較して弱含みで推移する見通しとなった。
また、この計画の遅れにより、実質的な費用負担が大幅に軽減されることとなり、結果的には利益面では当初の計画を上回る見通しとなったとしていた。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年2月期第2四半期
21,532
1,203
1,087
792
13年2月期第2四半期
17,486
-947
-935
-981
前年同期比
81.2%
 
 
 
13年2月期予想
53,000
1,200
1,100
600
12年2月期実績(11ヶ月間)
36,683
921
794
421
11年3月期実績
39,555
1,123
820
60
10年3月期実績
44,859
825
362
71
13期予想/12期比
144.5%
130.3%
138.5%
142.5%
 
[ 2012年10月 5日 ]
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