アイコン 良品計画/第2四半期 増収増益 国内直販とアジアが好調

同社は第2四半期について次の通り説明している。

1、国内直営事業は、直営店の売上高が前年同期に比べ5.2%の増加、WEB事業の売上高が前年同期に比べ18.6%の増加となり、高い伸びを示した。

商品別では、衣服・雑貨部門は、アイテムのバリエーションを広げた「重ねて着る」カットソーシリーズ、「UVカット素材を使った幾通りにも使えるケープ」シリーズなどの、婦人ウェアが好調に推移した。
また、トラベル&モバイルに関連した「MUJI to GO」キャンペーンにおいて、「キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリー」シリーズがヒット商品として大きく飛躍した。
生活雑貨部門は、アロマ関連やエイジングケア関連の商品が好調に推移した。
一方、食品部門は、前年同期に実施したテレビコマーシャルを本年は実施しなかったことが影響し、前年同期に比べて減収となった。
出退店は、4店舗の出店、1店舗の退店を実施し、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、259店舗となった。
この結果、国内直営事業の営業収益は616億27百万円(前年同期比6.3%増)、セグメント利益は67億67百万円(同41.7%増)となった。

2、国内供給事業は、一般供給先店舗及び西友店舗は、国内直営事業と同様に衣服・雑貨部門が好調に推移したものの、生活雑貨部門及び食品部門の低迷を補えず、店頭売上高が前年同期に比べて1.9%の減少となった。その結果、供給売上高も減収となった。
一方、ファミリーマートグループへの供給事業では、肌着を中心に夏場の売上が伸張し、増収となった。
出退店は、2店舗の出店を実施し、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、118店舗となった。
この結果、国内供給事業の営業収益は131億73百万円(同▲1.4%減)、セグメント利益は11億58百万円(同15.0%増)となった。

3、欧州事業は、失業率の増加等、経済指標の悪化が顕著となったイタリアにおいて、売上高が低調となったが、他の欧州各国における既存店売上高は増収となった。商品別では、2月から3月にかけ、欧州全域に渡る厳しい寒波の影響により、衣服・雑貨が低調となる一方で、アロマ関連を中心とした生活雑貨が好調に推移した。
出退店は、4店舗の出店(直営店)、1店舗の退店(直営店)を実施し、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は、57店舗となった。
この結果、欧州地域事業の営業収益は33億41百万円(同2.2%減)、セグメント損失は▲96百万円(前年同期は▲41万円の損失)となった。

4、アジア地域事業は、強化地域である中国本土では、夏物衣料品の販売が好調に推移した。また、かねてより進めてきた原価低減の取組の効果が現れ始め、差益率が安定してきた。それにより、高い営業利益率を達成した。
一方、香港を含む他のアジア各国・地域においては、売上は伸長したものの、在庫調整に伴う値下拡大により売上総利益率の悪化が影響し、減益となった。
出退店は、12店舗の出店(うち3店舗は供給店)、2店舗の退店(うち1店舗は供給店)を実施し、当第2四半期連結会計期間末の店舗数は115店舗となった。

この結果、アジア地域事業の営業収益は85億42百万円(同28.0%増)、セグメント利益は8億16百万円(同45.6%増)となった。

 同社はブランドとして、おばさんたちに盲目的に認知されている。堤氏の思惑通りであろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年2月期第2四半期
85,852
7,004
7,318
4,219
13年2月期第2四半期
91,379
9,503
9,742
4,759
前年同期比
106.4%
135.7%
133.1%
112.8%
13年2月期予想
191,220
19,400
19,460
10,550
12年2月期実績
178,186
15,438
16,135
8,850
11年2月期実績
169,748
13,900
14,229
7,859
10年2月期実績
164,341
14,134
14,608
7,506
13期予想/12期比
107.3%
125.7%
120.6%
119.2%
 
[ 2012年10月 5日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索