アイコン ダイヨシトラスト(福岡)/8月決算 増収増益 好調

同社は当期、企業競争力の強化と経営の効率化を図るべく、平成23年12月1日付で株式会社 ボナ・プラザ及び株式会社ユーティライズ・パーキングを吸収合併し、強固な経営体制の確立を目指した組織再編を行い、各事業において業績の向上に努めまし た結果、当事業年度の売上高は44億88百万円(前年同期比46.1%増)、営業利益は6億30百万円(同36.1%増)、経常利益は5億28百万円(同 48.0%増)、当期純利益は2億72百万円(同43.1%増)と大幅増収増益を達成した。

<内訳>
1、パーキング事業は、新規駐車場の選別開拓を推し進め、また、株式会社ユーティライズ・パーキングとの合併により、同社の運営駐車場(物件数:125ヶ所、設置台数:951台)を引継いだこと等により、駐車場数は前事業年度末に比べ物件数で188ヶ所、設置台数で1643台の純増となり、当事業年度末での駐車場数は物件数で773ヶ所(前年同期比32.1%増)、設置台数で7448台(同28.3%増)と大幅増となった。
また、収益改善策として、駐車料金の改定及び賃借料の値下げ交渉、並びに不採算駐車場の撤退を継続的に行った結果、売上高は28億14百万円(同27.3%増)、営業利益は4億20百万円(同11.5%増)となった。

2、不動産賃貸事業は、入居率の維持・向上を図るべくリーシング活動を強化し、テナントの出店契約を進捗させるとともに、設備の更新等を実施した。また、中古物件の取得や株式会社ボナ・プラザとの合併により賃貸ビルを引継ぎ、事業規模を拡大させた。その結果、売上高は4億39百万円(前年同期比20.1%増、前期3億79百万円)、営業利益は2億02百万円(同16.6%増)となった。
なお、当事業年度末の入居率は83.1%(前事業年度末は91.2%)となっている。
(入居率の悪さは度を超えている。それで増収増益とは説明不足か? ボナ・プラザ(不動産業全般)の平成23年3月期の売上高は3億90百万円・・・内賃貸収入は推定60百万円内外)

3、不動産販売事業は、当事業年度中に2棟の新築マンション(総戸数96戸)が竣工し全戸の引渡しが完了したほか、土地販売や不動産売買仲介業務にも注力した結果、売上高は11億11百万円(前年同期比192.7%増)、営業利益は1億91百万円(同176.5%増)と大幅増となった。

4、キャナルシティ南の「トラストイン博多」のキャビンホテル事業は、ネットによる予約販売を強化し、認知度の向上と新規顧客の獲得に取組むとともに、ポイントサービスの実施等によりリピーターの確保に努め、また、イールドコントロールにより収益力の向上に努めた結果、売上高は1億24百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は18百万円(同78.9%増)となったとしている。

  同社は基盤事業がしっかりしており、堅実に拡大させている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年8月期
4,170
403
324
98
10年8月期
3,116
367
268
139
11年8月期
3,073
463
357
190
12年8月期
4,488
630
528
272
12/8期/11/8期
146.0%
136.1%
147.9%
143.2%
13年8月期予想
5,201
694
547
312
13期予/12期比
115.9%
110.2%
103.6%
114.7%
 
[ 2012年10月12日 ]
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