アイコン ビックカメラ/8月決算 大幅減収減益 個別はもっとビックラ

同社の平成24年8月期の売上高は、5,180億57百万円(前年同期比▲15.4%減)、営業利益は40億69百万円(同▲79.6%減)、経常利益は61億78百万円(同▲72.3%減)、当期純利益は40億7百万円(同▲55.7%減)と大幅減少となった。

<連結品目別売上高>
1、物品販売事業のうち音響映像商品は、テレビ、レコーダー・ビデオカメラが著しく低調で、売上高は1,140億60百万円(前年同期比▲43.1%減)。
2、家庭電化商品は、洗濯機、調理家電・家電その他(LED照明等)が堅調であったが、冷蔵庫・季節家電が低調であり、売上高は940億7百万円(前年同期比▲3.3%減)。
3、情報通信機器商品については、携帯電話が堅調でしたが、パソコン本体、パソコン周辺機器・パソコンソフトが低調であり、売上高は1,909億49百万円(前年同期比▲3.4%減)。
4、その他の商品については、ゲーム、スポーツ用品が低調でしたが、時計・玩具・中古パソコン等が堅調であり売上高は1,110億68百万円(前年同期比0.1%増)。
5、物品販売事業以外のその他の事業は、連結子会社の日本BS放送(株)の売上高が増加したことに伴い、売上高は79億72百万円(前年同期比34.6%増)となったとしている。
平成25年8月期については、コジマが業績寄与し、ソフマップと日本BS放送の業績も拡大し、連結業績は急回復してバラ色だとしている。

(コジマは、5ヶ月間で早くも不採算店6店舗を閉鎖したが、ベスト電器同様、その後も不採算店が続出する恐れもあり、多くの期待は禁物。何より本体回復が、最重点課題であろう。ビッククロ効果よりビック暗にならないようにしていただきたい)

<連 結>コジマの子会社化のみなし取得日は9月1日としており業績に入らず、業績反映されるのは平成25年8月期からとなる。(貸借は当紙面には掲載していないが、ビックカメラの連結貸借には反映している)

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年8月期
589,177
8,854
9,367
5,094
10年8月期
608,274
14,764
11,759
5,965
11年8月期
612,114
19,929
22,329
9,049
12年8月期
518,057
4,069
6,178
4,007
12/8期/11/8期
84.6%
20.4%
27.7%
44.3%
13年8月期予想
840,000
14,000
15,000
7,300
13期予/12期比
162.1%
344.1%
242.8%
182.2%
 
<ビックカメラ単独>
個別決算/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年8月期
465,575
8,296
9,390
6,195
10年8月期
494,766
13,250
14,762
4,085
11年8月期
495,957
16,394
18,933
6,541
12年8月期
398,638
1,091
3,954
203
12/8期/11/8期
80.4%
6.7%
20.9%
3.1%
 
<全株子会社のソフマップ>
平成23年8月期の(株)ソフマップの売上高は834億03百万円、経常利益は5億49百万円、当期純利益は7億18百万円となっていた。
 
[ 2012年10月12日 ]
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