オンライン「真・戦国バスター」のKLab/8月決算 大幅増収増益
同社は当期のソーシャル事業は、フィーチャーフォン向けおよびスマホ向けモバ イルオンラインゲームの企画・開発・運営に力を入れた。当事業年度末におけるソーシャルアプリのタイトル数は、全16本(内、国内スマートフォン向けネイ ティブアプリ3タイトル)となった。当事業年度に投入した新規non-IPタイトルは「神壊のレクイエム」、「召喚アルカディア」、「英傑バスター」、 「Golfking」の4本。また、当事業年度において、有名版権を採用したタイトルは3本となり、バンダイナムコゲームズと共同開発した「TALES OF KIZUNA」、株式会社カプコンとの共同開発である「戦国BASARA カードヒーローズ」、「幽☆遊☆白書~100%中の100%バトル~」をMobageに投入した。
また、「戦国バスター改」をGREEおよびmixiに投入した。国内スマホ向けネイティブアプリとしては「真・戦国バスター for iPhone」、「キャプテン翼~つくろうドリームチーム~モバイル」の2タイトルをApp Storeに、「真・戦国バスター for Android」をGooglePlayに投入した。
平成24年1月にはSNS非依存のモバイルオンラインゲームで、新たな事業モデルの確立を目指した「真・戦国バスター for iPhone」をApp Storeに投入した。同タイトルは、当社として初めてのiOS版ネイティブアプリであるにもかかわらず、ダウンロード開始から1ヶ月あまりで国内App Storeトップセールスで1位を獲得した。
この事は当社独自のソーシャルゲームのノウハウがiOS版ネイティブアプリでも通用すること、当社の課金ノウハウによってApp Storeでも継続的な課金売上が実現可能であることを示した。同タイトルは、当事業年度末現在も国内App Storeトップセールスランキング10位以内を維持する実績を残しており、平成24年7月にはAndroid版もリリースし、シリーズ累計ユーザー数は300万人を超え、多くのファンを抱える大ヒットゲームアプリに成長した。
また、「戦国バスター改」は平成24年5月18日にミクシィが発表したmixiゲームのモバイル版ランキングにおいて、フィーチャーフォン版およびスマホ版の「総合」、「男性」、「女性」各ランキングにおいて、それぞれ1位を獲得し6冠を達成、有名版権タイトルを採用した「キャプテン翼~つくろうドリームチーム~モバイル(以下、キャプテン翼モバイル)」においては、mixiゲームアワードにおいてスマートフォン版 mixiゲーム優秀賞(男性)に選出された。
「キャプテン翼モバイル」は、ディー・エヌ・エーが開催したMobage Awardにおいても「Mobage Award2011 Gold Prize」を受賞、グリーが運営する「GREE」で「GREE Platform Award - The first half of 2012 - 」においても優秀賞を受賞したことにより、同タイトルはリリースしている3プラットフォーム全てで表彰を受けることができた。
同タイトルが3プラットフォームで表彰されたことは、1タイトルを複数のプラットフォームに展開していく「マルチプラットフォーム戦略」を推し進めた結果であると考えている。
平成24年5月には、「真・戦国バスター for iPhone」、「キャプテン翼モバイル」および「TALESOF KIZUNA」等がソーシャル事業の収益を大きく牽引し、当社の単月売上として過去最高売上を記録した。これらの新規タイトルに加え、既存タイトルの売上高も好調に推移し、ソーシャル事業全体の収益に貢献した。
この結果、当事業年度の売上高137億69百万円、セグメント利益は52億80百万円となったとしている。
同社はもう、博打カードから完全撤退させたのであろうか?
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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09年8月期
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2,365
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78
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53
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93
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10年8月期
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2,953
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150
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131
|
209
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11年8月期
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5,664
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961
|
951
|
549
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12年8月期
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15,209
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2,810
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2,819
|
1,622
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12/8期/11/8期
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268.5%
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292.4%
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296.4%
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295.4%
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13年8月期予想
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33,011
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5,000
|
4,982
|
3,088
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13期予/12期比
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217.0%
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177.9%
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176.7%
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190.4%
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