アイコン ダウ・ケミカル/第3四半期 減収減益 半田市の工場閉鎖へ

米化学大手ダウ・ケミカル(The Dow Chemical Company)が24日発表した7~9月期の決算は、純利益が前年同期比39%減の4億9700万ドル。
 売上高は、同10%減の136億3700万ドル。販売量はほぼ横ばいを維持したが、販売価格が全体で▲9%下落した。
 全事業地域で減収となったが、特に欧州・中東・アフリカは▲13%、北米▲11%の減収となり落ち込みが大きかった。

部門別でも、主要6部門中種子や農薬を扱う「農業科学」を除く5部門が減収。高機能プラスチックなどを中心に、販売量を維持するために大幅な値下げを進めたことが打撃となった。
 アンドリュー・リバリス最高経営責任者は「厳しい経営環境は、予想よりも長期にわたる可能性が出てきた。機敏で効果的な対応が求められる」とコメント。同社は需要減への対応策として、全事業地域を対象に、世界20工場を閉鎖し、全従業員の5%に当たる2400人を削減するリストラ計画を発表した。愛知県半田市のエポキシ樹脂工場も閉鎖対象となっている。
 リストラは2014年末に完了の予定で、年間約5億ドルの削減効果を見込む

<韓国化学大手コーロンの朴李事件>帝人も狙われる
米司法省は、10月18日、米化学大手デュポンから企業機密を盗んだなどとして、韓国の大手繊維・化学企業コーロンと同社幹部らが起訴されたと発表した。だが、コーロンは日本の繊維大手、帝人も標的にし、産業スパイ活動を続けていたという。

日本の大手企業もアメリカ並みに、世界に対する特許訴訟の法律専門企業が必要である。まずは語学が最低必要であるが、世界のそうした企業とリンクすれば良い。

[ 2012年10月26日 ]
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