パナホーム/9月中間決算 減益 分譲事業好調
同社は中間期について、戸建住宅事業は、高断熱・高気密な建物の性能をベースに、「創蓄連携システ ム」の採用で、無理のない節電と停電時のエネルギー自立ができる『スマート・パナホーム』を新発売した。また、優れた環境性能で、光熱費ゼロのくらしを実 現する一次取得者層向け商品『カサート・ファミオ』や、大家族を楽しめる空間提案で快適にくらせる二世帯住宅『つどいえ』を発売するとともに、都市におけ る敷地の有効活用を提案する、日本初の5階建てモデルハウス『ビューノ・5』(東京都墨田区)をオープンし、受注拡大に努めた。
さらに、パナソニックグループで展開する「街まるごと事業」の一環として、全戸スマートハウスを採用することにより、街全体で「ネットゼロエネルギー」を実現する『パナホームスマートシティ堺・初芝』(大阪府堺市)ならびに『パナホーム スマートシティ潮芦屋』(兵庫県芦屋市)の販売を開始し、環境性能の高い街づくりを進めた。なお、潮芦屋のモデルハウスは、優れた断熱性能を実現することが高く評価され、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構によるライフサイクルカーボンマイナス住宅認定を取得した。
戸建住宅の当期間の受注は、前年同期比0.4%増の662億86百万円、受注残高は同0.1%減の820億96百万円となった。
資産活用事業については、女性向け短期体験型賃貸住宅「ラシーネ井の頭」(東京都三鷹市)の運営で得たノウハウを反映させた、女性向け賃貸集合住宅の新ブランド『ラシーネ』の全国展開を開始し、女性の感性・嗜好に応える高付加価値化を図ることで入居者ニーズに応え、オーナーに競争力のある新しい賃貸住宅経営の提案を始めました。商品面では、3階建ての展開や賃貸併用住宅の拡充に取り組んだ。また、医療・介護建築では、土地オーナーや医療・介護事業者を対象としたセミナーを積極的に開催し、超高齢時代の新しい土地活用として、サービス付高齢者向け住宅等、高齢者向けの住宅販売を推進した。
集合住宅の受注は同▲21.4%減の253億55百万円、受注残高は同6.4%増の484億50百万円と棟当り単価が大幅に増加したようだ。
リフォーム事業は、断熱・気密改修工事をはじめ、太陽光発電システムやタイル外壁『キラテック』などの環境性能と耐久性に優れた商品を組み合わせ提案する「エコリフォーム」を推進した。また、展示場におけるリフォーム相談会の開催や現場見学会の実施により集客を図り、一般木造住宅やマンションを対象とした耐震・断熱改修や、セカンドライフ層をターゲットとした間取り改修や加齢配慮リフォームを展開したとしている。
全体の当期間の受注高は、同0.2%増の1,547億51百万円、受注残は同3.7%増の1,544億02百万円となっている。
増加要因には、分譲用土地・建物事業があり、受注は同35.1%増の234億66百万円、受注残は84.3%増の71億72百万円と好調に推移している。ブランドを利用した分譲事業が好調のようである。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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142,744
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4,977
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5,066
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3,027
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13年3月期第2四半期
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140,573
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3,057
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2,946
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1,752
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前年同期比
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98.5%
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61.4%
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58.2%
|
57.9%
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13年3月期予想
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300,000
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12,000
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12,200
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6,900
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12年3月期実績
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293,152
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10,665
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10,881
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6,123
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11年3月期実績
|
269,450
|
7,831
|
8,125
|
4,324
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10年3月期実績
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260,388
|
5,343
|
5,141
|
2,428
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13期予想/12期比
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102.3%
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112.5%
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112.1%
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112.7%
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