アイコン 大東建託/中間期 通期増収増益 建築粗利率35.5%すごいだろ!

同社は中間決算につき、完成工事高は、前年同期比3.7%増の2,218億56百万円。完成工事粗利率については、前年同期比2.3ポイント低下の35.5%となった。当部門の営業利益は前年同期比▲13.2%減の339億69百万円となった。
受注工事高は、前年同期比13.2%増の3,353億6百万円。当期末における受注工事残高は、好調な受注工事高を背景に、前年同期末比26.1%増の6,949億75百万円となった。

不動産事業売上高は、一括借上物件の増加に伴い、借上会社である大東建物管理(株)の家賃収入が増加したことなどから、前年同期比7.3%増の3,097億76百万円となった。単体での入居者斡旋件数は前年同期比1.4%増の99,568件となった。当部門の営業利益は前年同期比367.5%増の34億21百万円となった。
居住用入居率(9月)は前年同月比0.1ポイント上昇の96.1%、事業用入居率(同)は前年同月比1.7ポイント上昇の95.0%となった。

同社の利益は、建築利益に依存しており、なんと建築の粗利が35.5%もある。これは、顧客に対して、家賃利回りから逆算した建築代金となっていることから、実現可能となっている。ただ、利回り保証=一括借上げしており、家賃収入が3,097億76百万円あるものの、部門営業利益率は1.1%となっている。入居率が悪化すればマイナスにもなるが、顧客にあっては、一括借り上げの更新時期には、借り上げ代の改定が行われる可能性がある。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
515,977
39,544
40,472
24,757
13年3月期第2四半期
546,545
37,225
38,749
23,644
前年同期比
105.9%
94.1%
95.7%
95.5%
13年3月期予想
1,166,900
84,000
86,500
51,200
12年3月期実績
1,087,128
81,975
84,239
47,103
11年3月期実績
1,001,169
73,767
78,005
43,151
10年3月期実績
972,616
71,127
76,663
45,353
13期予想/12期比
107.3%
102.5%
102.7%
108.7%
13年3月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
554,523
166,008
171,539
30.9%
 
[ 2012年10月29日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索