信長の野望のコーエーテクモH/中間決算 増収増益
同社の中間期の業績は、ゲームソフト事業の売上高は88億20百万円、部門営業利益8億69百万円となった。
人気格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」シリーズの最新作「DEAD OR ALIVE 5」(PS3、Xbox360用)をワールドワイドで発売して58万本を販売した。国内は「無双OROCHI2 Special」
(PSP 用)、「戦国無双Chronicle 2nd」(3DS用)、「信長の野望・天道 with パワーアップキット」(PSVita用)を発売して堅調に推移した。海外では、「ワンピース 海賊無双」(PS3用)や「ポケモン+ノブナガの野望」(DS用)など、同社が開発を担当したタイトルが、大変好評を博した。また、国内外で旧作のリピー ト出荷やダウンロードコンテンツ販売が引き続き好調を維持し、収益に寄与した。
オンライン・モバイル事業の売上高は、23億65百万円、部門営業利益は2億47百万円となった。ソーシャルゲーム事業は、スマホ専用タイトルとして「100万人のNINJA
GAIDEN」をサービスインした。直感的な操作でハイクオリティ3Dバトルを手軽に楽しむことが出来る。また、gumiとのコラボレーションタイトルである「100万人の無双OROCHI」をフィーチャーフォン・スマホ向けに同時配信、両タイトルとも好調な立ち上がりとなっている。「100万人の信長の野望」、「100万人のWinning Post」を始めとする「100万人」シリーズに新たな2タイトルを加えることで、さらなる成長を図っている。
海外では、台湾、香港、マカオでサービス中の「のぶニャがの野望」が、引き続き人気を集めている。
オンラインゲーム事業は、「大航海時代 Online」の拡張パック第5弾「大航海時代 Online 2nd Age」をリリースし人気を博したほか、各タイトルとも順調に推移したとしている。
売上の偏重はクリスマス商戦に偏っているからだろう。ゲームソフト開発会社は、コストがかかる割には、SNSプラットフォームのDeNAやグリーのようには儲からなくなった。
連結/百万円 |
売上高 |
営業利益 |
経常利益 |
当期利益 |
12年3月期第2四半期 |
13,635 |
712 |
862 |
412 |
13年3月期第2四半期 |
13,724 |
897 |
1,225 |
554 |
前年同期比 |
100.7% |
126.0% |
142.1% |
134.5% |
13年3月期予想 |
39,000 |
7,000 |
8,300 |
5,000 |
12年3月期実績 |
35,525 |
5,758 |
7,472 |
4,640 |
11年3月期実績 |
32,081 |
3,305 |
4,788 |
2,741 |
10年3月期実績 |
34,502 |
641 |
3,023 |
2,604 |
13期予想/12期比 |
109.8% |
121.6% |
111.1% |
107.8% |
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