アイコン 西部ガス/中間期 オール電化に流れた顧客回復はかれず

大阪ガスと異なり、九州には大手企業が少なく(新日鐵は発電所を持ち、自家発電余剰電力売却)、電力不足と大騒ぎしても、自家発電に切り替える事業所は殆どなく他力本願地ののんびり屋。
同社はもっと天然ガスの供給が増加すると見込んだが適わず、また不動産事業も計画通り進捗せず、中間決算予想を下方修正して、下記の中間業績となった。

供給源の原因は、家庭用ガス供給が不況の浸透により前年同期比減少、事業者向けは増加、総じてガス供給量は減少したことによる。また、子会社の住宅会社「九州八重洲(株)」の売上高が想定以下となった模様だが、業績予想修正では触れたものの、中間決算報告書では何も触れていない。
前期の九州八重洲の業績は、住宅販売戸数が増加したこと等から、売上高は前々期に比べ6.8%増の85億42百万円、事業部門営業利益は同13.9%増の20億53百万円となったとしていた(分譲としてもすごい営業利益だ)。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
76,027
166
228
-1,496
13年3月期第2四半期
81,127
1,828
1,939
-1,197
前年同期比
106.7%
1101.2%
850.4%
 
13年3月期予想
180,800
6,200
5,800
1,200
12年3月期実績
171,605
4,288
4,498
1,459
11年3月期実績
162,842
8,471
7,949
4,694
10年3月期実績
153,411
9,066
8,348
4,126
13期予想/12期比
105.4%
144.6%
128.9%
82.2%
 
[ 2012年10月30日 ]
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