アイコン ロイヤルホールディングス/第3四半期 増収増益 店舗状況付き

ロイヤルホスト・リッチモンドホテルなど展開する同社の第3四半期は次の通り。

1、外食産業は、「ロイヤルホスト」、「てんや」、「シェーキーズ」、「シズラー」「カウボーイ家族」などを展開して売上高は427億22百万円(前年同期比+2.7%)、経常利益は20億04百万円(前年同期比+60.2%)となった。
 
2、コントラクト事業は、空港ターミナルビル、高速道路サービスエリア、大型商業施設、オフィスビル、介護施設、百貨店、ゴルフ場等に飲食店を展開し、売上高は222億50百万円(前年同期比+6.1%)、経常利益は8億76百万円(前年同期比▲18.6%)となった。
 
3、機内食事業は、アジア方面路線を中心とした国際線への搭載が引き続き堅調に推移したほか、新規就航路線に係る受注獲得もあり、売上高は56億17百万円(前年同期比+14.0%)、経常利益は11億05百万円(前年同期比+17.3%)となった。
 
4、ホテル事業は、3月に開業した「リッチモンドホテル浅草」が売上増加に寄与するとともに、既存ホテルが高い客室稼働率を維持していることなどにより、売上高は128億11百万円(前年同期比+11.3%)、経常利益は9億44百万円(前年同期比+21.7%)となった。
 ホテルも32棟(FC1含)を有しており、顧客満足度も高ランクに位置し、不況下でも確実に利益を計上している。
 
5、食品事業は、自社の外食事業とコントラクト事業における食品製造、購買、物流業務等の外食インフラ機能を担っているほか、一部グループ外企業向け製品の製造も行っている。主に外食事業を中心としたグループ内向け食品製造の増加に伴い、売上高は60億97百万円(前年同期比+1.6%)、経常利益は1億79百万円(前年同期比▲59.2%)となったとしている。
 
同社の役員はカウボーイ家族が好きなようである。何で先般は内輪揉めしていたのであろう。現経営陣のロイヤルホストの強化より、なんでもかんでも買収するというハゲタカ行動を嫌ったのであろうか。利益が増加すれば官軍であるが、慎みも必要である。
 
ロイヤルホストグループの店舗数の状況  平成24年6月中間期末
 
期首
6月中間期末
12月期末予定
期末予-期首
ロイヤルホスト
271
264
254
-17
てんや
127
127
135
8
シェーキーズ
24
24
25
1
シズラー
9
9
9
0
カフェクロワッサン
15
13
14
-1
カウボーイ家族
11
18
26
15
リッチモンドホテル
31
32
32
1
コントラクト店舗ほか
268
268
276
8
合計店舗数
756
755
771
15
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年12月期第3四半期
81,280
2,221
2,256
-1,661
12年12月期第3四半期
85,773
2,702
2,907
1,852
前期第3四半期比
105.5%
121.7%
128.9%
 
12年12月期通期予想
112,500
2,400
2,500
1,000
11年12月期実績
109,260
2,153
2,220
-3,177
10年12月期実績
110,440
2,054
2,132
901
09年12月期実績
111,896
1,763
1,916
-468
通期予想/前期比
103.0%
111.5%
112.6%
-31.5%
 
[ 2012年11月 1日 ]
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