セガサミーH/中間期 営業利益半減が気になる ソフト販売急減
1、パチンコ遊技機事業は、当第2四半期においてサミーブランド『ぱちんこCR蒼 天の拳 天授』や、タイヨーエレックブランド『CRカメレオン』等を販売したが、当期主力タイトルの投入が下期に計画されていることにより、当第2四半期累計では 57千台の販売と前年同期実績を下回った。
パチスロ遊技機事業は、当第2四半期においてサミーブランド『パチスロ リングにかけろ1 ギリシア十二神編』を販売したが、一部タイトルの販売スケジュールを見直した結果、当第2四半期累計では108千台の販売となった。
結果、パチンコ・パチスロ部門は、売上高は546億44百万円(前年同期比▲27.1%減)、営業利益は104億6百万円(前年同期比▲49.6%減)となった。
2、アミューズメント機器事業におきましては、『StarHorse3 Season I A NEW LEGEND BEGINS.』、『WORLD CLUB Champion Football シリーズ』及び『maimai』等の販売が堅調に推移したほか、レベニューシェアタイトルによる配分収益が引き続き堅調に推移したものの、大型タイトルの販売がなかったため、売上高は198億79百万円(前年同期比▲3.5%減)、営業利益は8億95百万円(前年同期比▲43.8%減)となった。
3、アミューズメント施設事業は、中間期までに2店舗の閉店、中間期末の店舗数は238店舗。結果、売上高は217億13百万円(前年同期比▲6.6%減)、営業利益は8億22百万円(前年同期比▲51.2%減)となった。
4、コンシューマ事業は、ソフト販売、ゲーム配信、映画などだが、売上高は357億2百万円(前年同期比5.6%増)、営業損失は7億80百万円(前年同期は営業損失60億4百万円)となったとしている。
初音ミク -Project DIVA- fは、PSV 23万本売れたが、前々年中間期660万本、前年中間期484万本、今中間期276万本と、SNSに押され、急減している。
パチンコ業界もピークは31兆円産業であったが、今や18兆円産業まで萎縮し、機器メーカーである同社も蒼天の拳のようなビック商品を開発し続けなければ、ライバルに萎縮する市場をさらわれる危険性も秘めている。また、ゲームもSNSに家庭ソフトも業務用施設も市場を奪われており注視していく必要があると思われる。
なお、通期では、パチンコ新製品の本格投入などから、売上高は前期比18.8%、最終利益もコンシューマ事業の赤字も縮小もしくは利益計上され、また法人税率の軽減も加わり同83.3%の大幅な伸びとなると予想している。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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152,602
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15,181
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14,716
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3,980
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13年3月期第2四半期
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136,583
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7,892
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7,295
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3,874
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前年同期比
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89.5%
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52.0%
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49.6%
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97.3%
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13年3月期予想
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470,000
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66,000
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65,000
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40,000
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12年3月期実績
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395,502
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58,384
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58,164
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21,820
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11年3月期実績
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396,732
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68,750
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68,123
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41,510
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10年3月期実績
|
384,679
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36,712
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35,925
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20,269
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13期予想/12期比
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118.8%
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113.0%
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111.8%
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183.3%
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