アイコン 大末建設/9月中間期 減収減益 受注状況付き

同社は当中間期について、建設業界は、復興に伴う公共事業の増加や住宅投資に若干の持ち直しが見られた一方、熾烈な受注競争に加え、労務単価の上昇など、依然厳しい状況が続いている。

このような状況のなか、新中期経営計画「チェンジ&チャレンジ2011」のもと、安定成長・収益向上を目指して積極果敢な営業活動を展開した結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの受注高は、前年同期比21.8%増の210億84百万円となった。
しかしながら、売上高は前期からの繰越工事の減少等により、前年同期比2.8%減の198億19百万円、利益面は、営業損失が▲4億04百万円(前年同期は▲1億69百万円の営業損失)、経常損失が▲4億66百万円(前年同期は▲2億57百万円の経常損失)となり、四半期純損失は投資有価証券評価損が▲2億56百万円発生したこと等により、▲7億38百万円(前年同期は▲2億74百万円の四半期純損失)となったとしている。
同社は建築主体の関西ゼネコンだけに、今後建築も期待される復興需要に対し、他社以上の営業力が問われることになる。大都市のマンション工事が増加すれば別だが・・・。
 
財務内容を見る限り、せっかく、三和銀行から助けてもらったのに、同じ器のままで変わることができず、全く生かせていないようだ。
 
2012年9月中間期における受注状況と受注残高
 
 平成24年3月期第2四半期
 平成25年3月期第2四半期
 
 
 
受注高/百万円
受注高/百万円
増減率
土木
官庁工事
23
0
 
民間工事
60
-28
 
合計
83
-28
 
建築
官庁工事
731
2,536
246.9
民間工事
16,222
18,000
11.0
合計
16,953
20,537
21.1
官・民別
官庁工事計
755
2,536
236.0
民間工事計
16,282
17,972
10.4
中間期受注計
17,037
20,508
20.4
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
20,387
-169
-257
-274
13年3月期第2四半期
19,819
-404
-466
-738
前年同期比
97.2%
 
 
 
13年3月期予想
40,000
420
230
160
12年3月期実績
42,002
-587
-860
-894
11年3月期実績
49,050
1,206
847
311
10年3月期実績
54,017
1,530
1,160
-770
13年期予想/12年期比
95.2%
 
 
 
13年3月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
31,641
3,503
3,503
11.1%
 
[ 2012年11月10日 ]
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