平田機工(熊本)/中間期 工場投資減直撃
生産エンジニアリングの同社は中間期について、自動車関連売上高は58億76百万円(前年同期55億47百万円)、半導体関連売上高は54億5百万円(前年同期82億96百万円)、家電及び電子部品ほか関連売上高は29億36百万円(前年同期100億62百万円)となった。
地域別には、
1、日本は、自動車関連生産設備事業および半導体関連生産設備事業における大型製造受託案件の受注の遅れが影響した結果、売上高は、前年同期比43.3%減の133億96百万円、営業損失は▲7億76百万円(前年同期は10億58百万円の営業利益)となった。
2、アジアは、家電メーカーおよびタイヤメーカー向けの案件などを予定どおり売上げた結果、売上高は、前年同期比64.6%増の19億37百万円、営業利益は同4.8%減の38百万円となった。
3、北米は、自動車メーカー向けを中心とした案件を予定どおり売上げた結果、売上高は、前年同期比6.3%増の10億60百万円、営業利益は3億67百万円(前年同期は15百万円の営業利益)となった。
4、欧州は、欧州市場の不透明感から、自動車および家電メーカー向けを中心とした案件が低調に推移した結果、売上高は、前年同期比56.7%減の1億2百万円、営業損失は▲38百万円(前年同期は▲1億2百万円の営業損失)となったとしている。
同社には、工事設備投資の減少が直撃しているが、特に半導体や電子部品関連は生産過剰状態で不況に陥っており、暫く停滞が続きそうである。円高も採算性を悪化させている。通期では自動車関連の大型案件などが計上される見通し。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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26,043
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993
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945
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391
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13年3月期第2四半期
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16,496
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-444
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-485
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-354
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前年同期比
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63.3%
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13年3月期予想
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46,000
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500
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400
|
300
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12年3月期実績
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47,622
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1,337
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1,464
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489
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11年3月期実績
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44,142
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1,781
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1,554
|
941
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10年3月期実績
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33,455
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364
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180
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43
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13年期予想/12年期比
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96.6%
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37.4%
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27.3%
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61.3%
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[ 2012年11月13日 ]
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