アイコン ユニバーサルE/カジノ「マニラベイリゾーツ」に地元有力企業参画

ユニバーサルエンターテインメントは12日、グループで推進しているカジノリゾートプロジェクト『マニラベイリゾーツ』に関し、現地パートナー企業と基本合意書を締結したと発表した。
ユ ニバーサルエンターテインメントグループとフィリピンの不動産開発大手「Robinsons Land Corporation」は、同社グループがフィリピンの首都マニラにおいて推進しているカジノリゾートプロジェクト『マニラベイリゾーツ』に関する合意 内容は次の通り。

1、Robinsons Land Corporationは、当該プロジェクトの運営会社となるTiger Resorts, Leisure and Entertainment Inc.(現在当社グループが100%保有)の少数株式を取得する。

2、Robinsons Land Corporationは、当該プロジェクトの土地保有会社 EAGLE Ⅰ LAND HOLDINGS, Inc.(当社の連結子会社)の過半株式を取得する。

3、Robinsons Land Corporationは、当該プロジェクトの商業施設、バジェットホテル、住宅施設の開発を担う。

最終契約は2013年1月31日までに行う。

◇マニラベイリゾーツの概要
フィリピン政府が、国家プロジェクトとして観光事業を強力に推進することを目的に、フィリピンの首都マニラにおいて巨大エンターテインメントシティを創設し、当社グループを含む4グループが複合リゾート施設の開発を行っている。

同社グループが推進するカジノリゾートプロジェクトは『マニラベイリゾーツ』と称し、世界最大規模のカジノ施設を含むラグジュアリィなホテルや高級レストラン、商業施設、バジェットホテル、レジデンス、世界最大級の噴水やビーチクラブ等を兼ね備えた一大複合リゾート。


<提携先概要>
◇Robinsons Land Corporationの概要
(1) 商号 Robinsons Land Corporation
(2) 主な事業内容 不動産開発、小売業、百貨店事業等
(3) 所在地 43/F Robinsons Equitable Tower, ADB Avenue corner Poveda St., Ortigas Center, Pasig City, Philippines
(4) 代表者 取締役会長 John L. Gokongwei, Jr.
(5) 資本金の額 4,111百万ペソ(約83億45百万円)

<カジノ開発概要>
開発名称「マニラベイリゾーツ」は、マニラ湾沿いに位置し、ニノイアキノ国際空港から程近くアクセス良好。
・全体の総延べ床面積60万㎡、カジノホテル2棟(VIP向けカジノホテル450室、ラグジュアリホテル600室)、カジノフロア総面積28,000㎡、テーブル台数500台、スロット台数3,000台、ショッピングモール(150店舗以上)、レストラン、屋内型ビーチクラブなどを完備。
世界最大級のカジノ施設となる予定、投資予定額は土地(3.5億USドル、カジノホテル建築費・設備費16億USドル、住宅開発3.5億USドルの計23億USドル(約1,886億円)を予定。2011年12月に建設工事本格着工済み、2013年12月にカジノホテル開業予定。

パチンコ機器メーカーの元アゼルのユニバーサルエンターテインメントの岡田会長は、ラスベガスのウィンリゾーツに投資して、成功を収めている。また、マカオでのウィンマカオは香港市場に上場も果たしこれまた大成功している。ユニバーサルエンターテインメントのジャスダック上場、ウィンリゾーツの米国ナスダック上場、ウィンマカオの香港上場は全て時価総額1兆円以上を岡田会長のリードで達成している。

<ロイターを訴える>
現在、同社はフィリピンの高官に対する高額賄賂の疑いで米司法当局から調査を受けているとしてロイターが数回にわたり掲載、これに対して、同社はロイターを訴えた。しかし、同社社員がかってにいろんなところに送金?していたことなどが判明している。
今回、同社は地元有力企業を当該事業に参画させることで、開業に至るまでの今後のいろいろな問題を整理しようとしているのではないかと思われる。

<ウィンマカオ(実物)とマニラベイリゾーツ(完成予想図)>
カジノ「マニラベイリゾーツ」
 

 

[ 2012年12月13日 ]
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