日本百貨店協会/2012年5年ぶり増と12月の東京の百貨店概況
<平成24年12月東京地区百貨店売上高概況>
1.売上高総額 1,737億円余
2.前年同月比 -1.1%(店舗数調整後/2か月ぶりマイナス)
3.店頭・非店頭店頭 -1.2%(90.1%):非店頭-0.3%(9.9%)の
増減( )内は店頭・非店頭の構成比
4.調査対象百貨店 13社26店(平成24年11月対比±0店)
5.総店舗面積 920,585m2(前年同月比:0.5%)
6.総従業員数 18,792人(前年同月比:0.0%)
[参考]平成23年12月の売上高増減率は0.3%(店舗数調整後)
<12月売上の特徴>
(1)11月に続いて気温が低めに推移したため、マフラー・ストール・手袋・防寒(機能)肌着・ショートブーツ等の防寒用品が好調で2ケタ増の店も複数見られたものの、前年12月好調の反動と11月への前倒しの影響で、ウールコート等の重衣料の動きは鈍かった。
(2)歳暮とおせちについては、トータルで見るとほぼ前年並の結果となった。クリスマス商材は、婦人アクセサリー(身のまわり品:+5.2%)が好調で客単価も上がり、化粧品(+1.8%)もクリスマス限定品の好調や改装効果もあって5か月連続で売上を伸ばした。クリスマスケーキはホールケーキ・ショートケーキ・プチケーキ等の当日需要が上乗せし、前年を上回った店が多かった。
(3)1月の滑り出しは、初商が順調(福袋は2ケタ増の店が複数見られ、クリアランスセールは順調に推移)であったものの、14日(成人の日)大雪の影響により、16日現在、前年の売上を若干割っている。
なお、入店客数は前年をクリアしている。
<2012年>
なお、平成24年暦年の売上は、1兆5,203億円となり、店舗数調整後(+2.1%)・同調整前(+1.7%)とそれぞれ前年を確保。揃って売上高が前年を確保するのは5年ぶりになる。
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