アイコン 東急不動産ら渋谷駅3再開発案 都に提出 46階建など3棟建設

東急電鉄、JR東日本、東京地下鉄、道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合、 東急不動産は1月23日、渋谷ヒカリエに続く「渋谷駅地区駅街区開発計画」「渋谷駅地区道玄坂再開発計画」「渋谷駅南街区プロジェクト(渋谷駅三丁目21 地区)」の3渋谷駅周辺地区の大型商業施設を含む都市再開発計画案を東京都に行った。

1、「渋谷駅地区駅街区開発計画」は、JR山手線、東京メトロ銀座線渋谷駅の直上に位置、渋谷駅周辺地区における再開発の中核となる。
鉄道改良と連携することで、敷地内外に歩行者デッキや駅前広場の一体的な整備、災害時の帰宅困難者支援空間の確保等を行い、交通結節機能の強化や、歩行者の利便性向上、防災機能の強化などを実現する。
地上46階、高さ約230メートルとなる計画建物に、中低層部に大規模商業施設を備える。開業を2027年に予定している。

2、「渋谷駅南街区プロジェクトは」、3月16日に予定している東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転により地下化する東横線渋谷駅のホームと線路跡地を利用するもので、開業を2017年度に予定している。
 渋谷三丁目地域の玄関口として、東急線、東京メトロ線、JR線の駅出入口と連携し、渋谷駅のアクセス性を高める。
地上33階、高さ180メートルの高層複合施設とし、主用途である事務所を高層部に、事務所を支援する機能としてのクリエイティブ・コンテンツ産業とその人材の育成・創造・交流・発信施設、ホテル、商業施設を中低層部に設ける。

3、「渋谷駅南街区プロジェクト・渋谷駅地区道玄坂街区開発計画(渋谷駅三丁目21地区)」は、清流復活水の活用により渋谷川に水流を取り戻すほか、川沿いの緑の遊歩道、賑わいの広場を整備することなどにより、都市における水辺の賑わいと潤いの空間を取り戻す。
道玄坂街区の開発計画は、民地の一部にバスターミナルを導入し、渋谷駅街区土地区画整理事業、渋谷駅地区駅街区と一体的な交通広場の再編を行う。
 地上17階、高さ約120メートルを整備し、1階の一部に国際空港へのダイレクトアクセスを可能にする空港リムジンバス発着場を含むバスターミナルを設ける他、高層部にハイグレードオフィス、中低層部には世界から集客し街の賑わいに貢献する商業施設を配置し、開業を2018年度に予定している。

東急不動産

<建物概要>
1、渋谷駅地区駅街区開発計画
事業主体:東急電鉄、JR東日本、東京地下鉄
所在:東京都渋谷区渋谷2-23外
用途:事務所、店舗、駐車場等
敷地面積:約15,300㎡
延床面積:約270,000㎡
階数東棟:地上46階地下7階、中央棟:地上10階地下2階、西棟:地上13階地下5階
高さ東棟:約230m、中央棟:約61m、西棟:約76m
予定工期:2013年度~2027年度
開業予定:東棟:2020年、中央・西棟:2027年

2、渋谷駅南街区プロジェクト
事業主体:東急電鉄・東横線隣接街区の地権者
所在:東京都渋谷区渋谷3-21外
用途:事務所、店舗、ホテル、駐車場等
敷地面積:約7,100㎡
延床面積:約117,500㎡
階数:地上33階、地下5階
高さ:約180m
予定工期2013年度~2017年度
開業予定2017年度

3、渋谷駅地区道玄坂街区開発計画
事業主体:道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合
所在:東京都渋谷区道玄坂1-2・8
用途:店舗、事務所、駐車場等
敷地面積:約3,330㎡
延床面積約:59,000㎡
階数:地上17階、地下5階
高さ:約120m
予定工期:2015年度~2018年度
開業予定:2018年度

[ 2013年1月28日 ]
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