アイコン 川崎重工・大林組ら神戸市のごみ処理施設事業受注 建設代217億円

川崎重工は、大林組および(株)大建設計とのJVにより、神戸市より「神戸 市第11次クリーンセンター整備事業」を受注した。本事業は、同市がごみ処理施設の建設工事および設備・管理業務を一括して発注するもので、ごみ処理施設 の建設工事は当社と大林組とのJV、設備管理業務は川崎重工単独での契約となっている。

今回、受注したごみ処理施設は、ごみ焼却施設(処理能力600t/日:200t/24h×3炉)、破砕施設(処理能力20t/日)および資源ごみ積替施設にて構成されている。

 本施設では、少ない空気量で燃焼性能の高いストーカ式並行流焼却炉を採用し、ろ過式集じん器(バグフィルタ)や排ガス再循環システムにより、万全な公害防止対策を施す。
また、高温高圧ボイラと抽気復水タービンを組み合わせることで、高効率発電(最大発電量15,200KW)を行うとともに、施設内の消費電力を抑えることにより、温室効果ガス(CO2)の排出量削減に貢献する。
また、本施設の建設地は、ポートアイランド第2期にあることから、臨海部という景観に配慮し、モダンかつコンパクトなデザインを採用し、周辺環境との調和を図っている。

■神戸市第11次クリーンセンター整備事業の概要
【建設工事の概要】
 発注者:神戸市
 受注者:川重・大林特定建設工事共同企業体
 工事名:第11次クリーンセンター建設工事
 建設場所:神戸市中央区港島9丁目12-1
 設備概要:
(1)焼却設備:ストーカ式並行流焼却炉600t/日(200t/24h×3炉)
(2)排ガス処理設備:ろ過式集じん器、有害ガス除去設備他
(3)飛灰処理設備:重金属類溶出防止処理
(4)余熱利用設備:蒸気タービン発電機15,200kW×1基
(5)破砕設備:せん断式破砕機20t/日(10t/5h×2基)
   完工予定日:平成29年3月31日
  契約金額:217億5,600万円(消費税込)

【設備管理業務の概要】
 発注者:神戸市
 受注者:川崎重工業株式会社
 業務委託名:神戸市第11次クリーンセンター整備事業設備管理委託
 業務委託期間:平成29年4月1日~平成49年3月31日(20年間)
 契約金額  :60億4,800万円(消費税込)

 

[ 2013年2月28日 ]
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