アイコン 紳士服の青山 ユニフォーム本格参入 多種多様なカタログ創刊

青山商事は3月4日、全国の「洋服の青山」店舗に「アオヤマユニフォームカタログ」(創刊号)を設置したと発表した。
カタログは、14カテゴリーの職種・タイプ別に分類したメンズ・レディスのユニフォームを掲載したもの。
オ フィス用ユニフォームのほか、クラブ・サークル向けウエアや、シェフ、タクシードライバー、ナース、工場等での作業着といった多様なワーキングウエアな ど、これまで「洋服の青山」では扱っていなかった分野の衣料品を120ページにわたって約1600品番取りそろえ掲載した。

今後は、最寄りの「洋服の青山」で豊富なデザインとカラーバリエーションの中からユニフォームを選び、カタログに掲載されている商品以外のオリジナルユニフォームの相談についても随時店舗で受注し生産する体制を整えたという。

現在、制服の市場規模は、約4700億円で全国に約2500の代理店があると推定されている。その中で、全国にある店舗網を制服受注の強みとし、代理店としての機能を発揮させることで制服市場に参入する体制を構築した。

制服市場という新しい分野の開拓を進めることで、団塊世代の退職や少子化といったスーツ市場の縮小を補いつつ、さらなる事業の拡大を図り、今後、制服事業として企業制服と学生服を合わせて、5年後に年商50億円を目指し、将来的には100億円規模を計画するという。

[ 2013年3月 5日 ]
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