アイコン 本坊酒造最高賞受賞/マルス モルテージ/ワールド・ウイスキー・アワード

英国のウイスキー専門誌が主催するコンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2013」で、鹿児島の本坊酒造のマルスウイスキーが最高賞を受賞したと発表された。
本坊酒造の最高峰マルスウイスキー「マルス モルテージ 3プラス25 28年」は、1949年に鹿児島で誕生し、山梨を経て長野へ。「3プラス25」は、鹿児島と山梨より引き継いだ3年熟成のモルト原酒を、長野の地で再び25年間樽熟成したピュアモルトウイスキー。
多様な自然環境の中で、眠り続けたウイスキーは、長期間にわたる熟成によりドライフルーツを思わせる甘い香りとバニラ香が引き立ち、濃厚で豊かな味わいが、心地よい余韻となって長く続く逸品。700ml/15,750円。

明治12年創業の本坊酒造は、薩摩焼酎で有名だが日本酒も製造、山梨では山梨マルスワイナリー(山梨県笛吹市石和町山崎126)も経営、長野県にも熟成施設の長野ファクトリー(長野県上伊那郡宮田村 4752-31)を擁し、上述のウイスキーも製造している。

今回の受賞で、金持ちの手土産での需要や隠れた銘品として銀座の高級クラブにおいて配置店も多くなることだろう。

(今回の受賞では、同賞の最高賞常連のサントリー「響」も受賞している。新聞社・メディアはサントリーから多大な広告料を常日頃貰っており「響」ばかり写真や長い文面を掲載しているが、鹿児島の田舎の本坊酒造が受賞したところに意義があるのではなかろうか)

本坊酒造は、薩摩酒造と一族会社であり、南九州コカ・コーラボトリング(注)、日本澱粉工業(売上高172億円)、コンビニなどに酒類や食品を卸す本坊商店(売上高188億円、傘下に南九州ファミリーマート等)などでグループを形成している。

(注)南九州コカ・コーラボトリング社は、コカ・コーラウエストが本年4月1日付けで、株式交換により統合するが、南コカ社は薩摩酒造を筆頭にグループ企業一族合計で48.45%の株を所有している。
株式交換比率は、コカ・コーラウエスト社の1に対して、南コカ社はなんと7.00となっている。

(日本におけるコカ・コーラ社は、これまで長い間順調に業績を伸ばしてきた。しかし、日本人の嗜好の変化や伊藤園・サントリーなどの大躍進で儲からなくなり、アメリカ本国から販社に乗り込んできて、整理統合を繰り返えさせている。ここ5~6年前から業績に陰りが出ているのが実情だ。
コカ社が日本進出時、各地の販売会社は地元企業などの出資により設立された。事業不振で、現在も再編合併を続けているものの、まだある地方のコカ社は各地の企業出資のままとなっていた。
南コカ社は利益を計上している会社であるが、そうした本国命令にコカ・コーラウエスト社に4月1日で吸収合併される。
日本におけるコカ社は、コーラやファンタの炭酸系飲料だけやっていたらとっくの昔に潰れて至ろうが、過去ウエスト社が開発した珈琲飲料ジョージアや爽健美茶・茶類でまだ健在、ただ、売れない所の自販機も重荷になってきている)
(ウエスト社の筆頭株主(約20%)は、コピー機のリコー(創業者の市村清は佐賀県三養基郡出身)である)

<本坊酒造 最高峰のウヰスキー>
「マルス モルテージ 3プラス25 28年」
マルス モルテージ 3プラス25 28年
 

[ 2013年3月23日 ]
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