アイコン 「がんばランド」は農水産物直売所でしょう!"

投稿者=魚の眼・鷹の眼

長崎漁港長崎漁港は漁港漁場整備法で特定第三種漁港と定められ、全国的にも数少ない日本を代表する漁港であります。

漁港施設用地の使用条件をめぐる問題でトラブルがおきている「がんばランド」は長崎市京泊3丁目の公共の漁港岸壁の背後に位置し、漁港漁場整備法第3条に規定された機能施設の一つである漁港施設用地であります。 用地の建設「がんばランド設置場所等」や前面の漁港岸壁、用地の接続道路等は、全て私たちの税金で建設されています。そして全国的な漁港の機能を阻害しな いように、許可にあたって留意事項として、その公共性、公平性の確保に十分留意することと規定されています。「がんばランド」の長崎漁師村運営協議会は、既存 の農水産直売所が好況で売り場面積の拡大を図るため漁港施設用地の使用申請を行い、農水産物以外の売り場面積を全体の10%以下にすることで使用許可を与えられています。オープン後の実態は日用品や一般食品が過半数を占めていました。即ち、許可申請の目的である、既存の直売所の拡大が全くなされていません。エレナを入 店させるための便法だと思われてもいたしかたない現状となっています。

県側は、日用品、一般食品は、売り場面積の10%以下、長崎漁師村運営協議会は、許可条件の認識が違っていたと条件緩和を要請し、連立会派の県会議員まで 応援団に要請しています。しかも県側から文書の指示がなかった、契約してない、聞いてないの一点張りでありますが、本末転倒です。他人の揚げ足をとる前 に、もう一度原点に返り冷静に考える必要があります。

そもそも、この地域は漁港漁場整備法第3条の定める漁港の機能施設「漁港施設用地」であり、日用品や一般食品は販売できません。この条件で申請がスタート しています。今更何を言っているのでしょうか。そしてエレナだけがなぜ許されますか。新三重漁業協同組合、組合長理事柏木哲氏と仲が良いからですか。であ れば、公私混同ではありませんか。連立会派の一部の県会議員の皆様、揚げ足を取ったり、大きな声で恫喝したり、ごり押しする前に、基本法令や理念を勉強し て下さい。

中村知事にお願い申し上げます。

誤解を招ねかねないことはいささか有ったにせよ、主張は正しいと思います。どうか信念を貫き通して頑張って下さい。公平、公正、透明性のある県政運営を心から期待しています。

追記、長崎漁師村運営協議会は空中分解を起こして、議席の過半数割れが生じている連立会派議員に、嘆願書を渡しているのも興味深く思います。
[ 2013年5月28日 ]
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