アイコン 8月の沖縄観光客 過去最高記録 70万人超  7月の観光客動向付

8月の沖縄の観光客は、台風の影響がほとんどなかったことや景気回復傾向から70万5500人と、1ヶ月当たりとしては過去最高を記録した。前年同月より9万8300人増加した。
8月は、夏休みもあり、例年多いが、本年は特に、日本から韓国・中国への観光客が反日攻勢を受け激減しており、その替り国内旅行者が増加している。
内訳は、国内観光客は、前年同月比8万3000人増、14.7%増の64万5100人、海外観光客は、同1万5300人増、33.9%増の6万400人であった。
昨年、尖閣諸島の国有化以降大きく落ち込んだ中国本土から飛行機を利用して訪れる観光客は、航空路線も再開され、今後、回復が見込まれる。

<台湾>
沖縄には、隣国である台湾から多くの観光客が訪れているが、今年1月~7月までに台湾から出国した人は延637万8000人、前年同期比5.5%増。渡航先で最も多いのは中国大陸で延172万4000人。全体の27.0%を占めたが、前年比では▲6.8%減った。香港(前年比0.9%増)とマカオ(前年比6.9%減)を合算すると、▲4.1%の減少となる。
日本へは、延136万3,000人(月平均:194,000人)。為替レートが相対的に有利に働いたことで、前年同期比で51.8%の大幅増となった。
日本は、中国からの観光客が減っており、沖縄も本土の観光地も台湾の人たちへ積極的な観光案内が必要だろう。
韓国は、政府や反日分子は口がデカイが、若い人たちは反日などまったく関係なく訪日している。韓国人観光客が多かった観光地は反日策動によりダメージを受けているところもあるが、台湾の人たちを取り込む努力が必要だろう。

<7月の観光客の動向>
2013年7月の主要旅行業者57社の取扱高/観光庁
/百万円
 7月取扱額
前年同月取扱額
増減率
海外旅行
198,406
206,398
-3.9
外国人旅行
5,920
5,388
9.9
国内旅行
362,388
341,694
6.1
合 計
566,715
553,481
2.4

<7月、月間外国人観光客100万人突破>
 2013年7月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計)が100万3100人となり、初めて月間100万人を超えた。前年同月比18.4%増えた。
円安や東南アジア諸国の旅行客に対する査証(ビザ)の発給要件が7月から緩和されたことが追い風になったとみられる。
   国・地域別では、韓国が24万4000人(前年同月比28.6%増)で最も多く、次いで台湾の23万8500人(48.7%増)。
7月から観光客のビザが免除されたタイは84.7%増の3万200人、マレーシアも25.2%増の9900人と大きく増加した。
   一方、尖閣諸島問題で関係が悪化している中国からの旅行者は▲31.5%減の14万人に落ち込んだ。

[ 2013年9月20日 ]
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