夢真ホールディングス/第2四半期 建築職人派遣で急成長
建築技術者派遣業を主とする夢真ホールディングスは、復興需要等で建築職人の手配が困難となっているゼネコンに対して、専門職人を送り込み、大幅に業績を向上させている。
同 社は第2四半期について、建築技術者派遣事業が属する建設業界は、東北地方での復興工事は依然本格化しないものの、首都圏での改修・補修工事、耐震補強工 事の増加、住宅ローン減税の延長・増税前の駆け込み需要等による新設マンション着工戸数の増加等を受け、建設投資額もリーマンショック以前の水準に近づき つつある。
一方、このような市場環境に対し、職人及びゼネコン各社が抱える施工管理者の「高齢化」「若手不足」が深刻化しており、全国的に建設就業者が不足する事態が生じている。
このような事業環境の下、当社では、建築技術者派遣事業の拡大を最優先課題とし、全国的な建設工事の増加を見据え、技術者の採用活動に注力しているとしている。
職人不足は、これまで官庁やゼネコンが労務費の積算価格を落としに落とした結果、3K職種でもあり、若手が安定的な職種へ離職し、新たに職に就く者も限られ、絶対的な不足に陥っている。
建築職人の需給バランスは完全に崩れており、今後、東京オリンピック需要も控え、建築職人不足は当面続くものとなっている。そうした結果、全国の官庁が、今では低予算から、新築公舎発注でもなかなか請け負うゼネコンが出てこない状況にいたっている。
同社に強いていえば、ピンハネを少なくして職人さんたちへの還元ももっと必要だろう。
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
13年3月第2四半期
|
10,982
|
1,194
|
1,295
|
738
|
14年3月第2四半期
|
12,537
|
1,230
|
1,771
|
1,388
|
14/Q2/13/Q2比
|
114.2%
|
103.0%
|
136.8%
|
188.1%
|
14年3月期予想
|
18,000
|
|
4,200
|
2,600
|
14期予想/13期比
|
163.9%
|
|
324.3%
|
352.3%
|
13年3月期
|
10,982
|
1,194
|
1,295
|
738
|
12年3月期
|
6,816
|
542
|
451
|
102
|
11年3月期
|
4,861
|
519
|
552
|
430
|
[ 2013年11月 1日 ]

モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント