九州電力/第2四半期 営業損失大幅軽減
同社は、電気料金の値上げや燃料費調整の影響による料金単価の上昇などにより電灯電力料が増加したこと や、再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく交付金が増加したことなどから、売上高(営業収益)は前年同四半期に比べ 13.8%増の 8,682億円、経常収益は 13.7%増の 8,743億円となったとしている。
原発依存度が高かったことにより、現在使用されていない原発コストも含め、赤字が続いている。円安に進んでも、世界経済の回復が鮮明になれば原油価格、連れてLNG価格も値上がりし、さらに同社の業績は、このままでは悪化する。
原発を止めたままにするならば、アメリカ・カナダからの超安価なシェールガス(LNG)の本格輸入が前提となる。現在は、アメリカが米メジャーのアラブでの利益を考慮し、米国産のシェールガス輸出を認めていない。
今の世、かれこれ原発が稼動して半世紀にもなるが、増加する一方の原発の使用済み核燃料の廃棄処理の仕方が確立しておらず、元小泉首相が脱原発で動いている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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13年3月第2四半期
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763,002
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-135,569
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-151,035
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-149,517
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14年3月第2四半期
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868,218
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-58,319
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-75,612
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-35,709
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14/Q2/13/Q2比
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113.8%
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14年3月期予想
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1,760,000
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14期予想/13期比
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113.8%
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13年3月期
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1,545,919
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-299,428
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-331,206
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-332,470
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12年3月期
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1,508,084
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-184,854
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-213,534
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-166,390
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11年3月期
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1,486,083
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98,908
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66,747
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28,729
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[ 2013年11月 1日 ]

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