アイコン 豚PEDで3100頭死亡 ウイルス性伝染病「豚流行性下痢」/鹿児島・宮崎の産地

豚の産地として知られる鹿児島県大隅半島や宮崎県南部の養豚場で、昨年12月初旬から豚のウイルス性伝染病「豚流行性下痢(PED)」の感染が拡大している。
死亡頭数は、計約3100頭にのぼり、両県は各農家に消毒の徹底を呼びかけている。

PEDは、口蹄疫のような強い伝染力や家畜の移動制限などはないが、おう吐や水溶性の下痢の症状があり、生後10日以内の子豚が感染すると致死率が高い。

国内では7年ぶりに昨年9月に沖縄県で発生が確認され、鹿児島県では、昨年12月9日に肝属地区で発生を確認されていた。
今月16日時点で、発生農場数は
鹿児島県肝属61農場(うち鹿屋45農場)
鹿児島県南薩4農場
鹿児島県曽於3農場
鹿児島県徳之島1農場
宮崎県串間・都城・えびの計12農場
両県計81農場に広がっている。

鹿児島県では約1万9千匹が発症し、死亡は約1600頭。
宮崎県では約1500頭が死亡している。

両県のPED死亡豚の大半は抵抗力の弱い子豚。
両県では、農場入口が最後の防波堤。今まで以上に消毒の徹底をしてほしいとしている。
 

[ 2014年1月20日 ]
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