アイコン 米無人攻撃型偵察機なんとまぁ牛泥棒を逮捕 「MQ-9 Reaper」

米国国土安全保障省(U.S. Customs and Border Protection・・・CBP) による無人偵察機「MQ-9 Reaper」を使った米国内における監視活動の結果、農場から牛を盗んだ疑いでノースダコタの男が逮捕起訴され有罪判決を受けていたことが判明した。
これまで米国政府は中東などの国外では積極的に無人偵察機を使った監視活動などを行ってきたが、米国内において、自国民を対象にした無人偵察機による偵察活動の結果、逮捕者がでたというのは今回が初の事案となるという。

ノースダコタの男は、2011年6月に牛泥棒の容疑で、警察に追われる身となったが、身柄の確保に至らず、結果的にCBPの協力により無人偵察機を使った監視網を使うことにより所在地を特定し、逮捕に至ったとしている。

裁判では無人偵察機による捜索活動が、裁判所の令状を受けずに行われたことが争点となり、被告側は起訴の無効を訴えたが、裁判では認められなかった。

現在、米国内で無人偵察機の使用は、国境管理など限定的な用途に限られているが、地域警察などが小型の業務用のクワッドコプターを導入しようとする動きがでてきており、近い将来には、これまでの有人ヘリコプターを使ったパトロール活動の代わりに無人のクワッドコプターが使用されるというケースも増えてきそうだ。
以上、Forbesなど

MQ-9 リーパー(Reaper:英語で刈取機、死神などの意):
ジェネラル・アトミックス社製の軍用無人航空機。長い航続距離と高い監視能力および攻撃能力を持つハンターキラー無人機であり、原型となったMQ-1 プレデターよりも機体が大型化され、性能が大幅に向上している。

<MQ-9 リーパーとクワッドコプター>
 <MQ-9 リーパーとクワッドコプター>
 

[ 2014年2月 4日 ]
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