アイコン ホンダ営業利益43%増 全日空▲36%減/円安効果の影響

円安メリットを受ける自動車のホンダは、前年比43%増の営業利益を上げたが、空の全日空(ANA-HD)は円安による燃料費高等により▲36%減益なった。
内需型は円安により輸入に頼る燃料や材料が高騰して利益を圧迫、輸出企業は円安効果による利益を享受している。
円安によるコストアップにより製品価格は上昇、黒田殿が望むところのデフレ脱却・2%物価高へまっしぐらに進んでいる。しかし、おまけの消費税増税・年金支給額減額・低賃金の派遣者大量創出、証券会社と大企業の報酬は上がろうが、大多数の庶民層の報酬は上がる気配すらない。内需型の企業経営は厳しさが逆に増している。
外需型企業の多くが既に中国・東南アジアへ工場移転しており、その分円安効果を日本は享受できなくなっている(円安でも輸出数量が伸び悩んでいる原因の一つ)。
日本はどこへ走り去ろうとしているのか、どこへ飛んで行こうとしているのだろうか。

ホンダ
連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
13年3月第3四半期
7,132,987
408,821
390,817
291,397
14年3月第3四半期
8,745,205
584,988
554,234
403,599
14/Q3/13/Q3比
122.6%
143.1%
141.8%
138.5%
14年3月期予想
12,100,000
780,000
755,000
580,000
14期予想/13期比
122.5%
143.2%
154.4%
158.0%
13年3月期
9,877,947
544,810
488,891
367,149
12年3月期
7,948,095
231,364
257,403
211,482
11年3月期
8,936,867
569,775
630,548
534,088
 
全日空
連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
13年3月第3四半期
1,132,143
107,521
89,113
52,238
14年3月第3四半期
1,212,003
69,055
53,660
33,314
14/Q3/13/Q3比
107.1%
64.2%
60.2%
63.8%
14年3月期予想
1,580,000
60,000
30,000
15,000
14期予想/13期比
106.5%
57.8%
39.0%
34.8%
13年3月期
1,483,581
103,827
76,965
43,140
12年3月期
1,411,504
97,022
68,455
28,178
11年3月期
1,357,653
67,808
37,020
23,305
 
[ 2014年2月 3日 ]
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