アイコン 日本技術の信用をダメにする三菱重工

3月8日米航空機メーカーのボーイング は、旅客機「787」(ドリームライナー)約40機の翼の細い亀裂の有無を調べている。翼を製造している三菱重工業 が機体への潜在的なリスクを通知したことを受けた。
ボーイング広報担当者は7日に電子メールで、三菱重工が製造工程を変更したことが亀裂につながる可能性があるとの見方を示した。
同氏は、影響を受けている機体は全て製造段階だとし、詳細には触れずに修繕措置を施していると説明した。
B787は、当初計画から3年余り遅れた2011年に商業運航を開始。今回新たな点検が必要になったことで、またしても問題を抱え込んだ。
ボーイングは、昨年末にB787の生産目標を月7機から10機に引き上げたが、今年に入って2月末までに8機しか納入できていない。
ボーイングと三菱重工は、航空会社に引き渡し済みの機体については、翼に亀裂が入った可能性のあるものはないと説明した。
三菱重工は電子メールで、原因を究明して対策を講じるため現在調査中とのコメントを発表している。
 以上、ブルームバーグ

2013年10月17日、アメリカカリフォルニア州南部のサンオノフレ原発を運営していたサザン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)が三菱重工に対し、40億ドルの損害賠償を求めて国際仲裁裁判所に仲裁を申し立てた。
2012年1月、サンオノフレ原発の3号機で放射性物質を含む水漏れが発見され、緊急停止されたが、燃料補充のために停止中だった2号機も検査したところ、計約1万5000ヶ所の配管磨耗も発見され、2013年6月7日、SCE社は2号機3号機ともに廃炉とすることを決定した。
7月、SCE社は「三菱重工がテストを適正に行わず、配管の破損を回避するような構造を設計しなかった」として、責任を求めることを発表した。
これに対し、三菱重工はSCEの不適切なSONGS再稼働や補修・取替に対する対応に伴い、損害を被っており、同仲裁手続き内で反対請求するとしている。また、閉鎖に伴う責任額として契約上の上限は約1億3,700万米ドルとしている。
 以上、
 

日本の技術もこれまで、泣かず飛ばずの国内景気に加え、海外では韓国や中国勢から攻め立てられ、最大の取り柄の技術さえもなくしてしまったようだ。
特に三菱重工は防衛産業企業の一面も有しており、美味しすぎる仕事にありつけていたことから、技術革新が滞ってしまったのだろうか。

ボーイング社は、次期ボーイング機777X(2020年就航予定)について、これまでのような各国での分散生産ではなく、ワシントン州で全部組立生産すると発表している。

 

[ 2014年3月10日 ]
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