アイコン SB傘下の米スプリント早速リストラ   アリババ持株5兆円評価

ソフトバンク傘下の米携帯電話3位のスプリントは今週、今年実施しているリストラ計画の一環として、330人を削減し米国内の店舗55店を閉鎖したとCnet.comが21日報じた。

スプリントは削減数については明らかにしないが、店舗閉鎖の影響を受ける従業員のうち85%の雇用を維持するとしている。
同社はまた、ニューヨーク、カンザス、カリフォルニア州のコールセンターを閉鎖、フロリダ、テキサスのコールセンターを縮小する。
同社は、これらの削減は、価格戦略の見直しや顧客サービス向上などを通じて実現した効率性向上の結果と説明している。
孫さんは先般、スプリントの広告の出し方に下手糞とおごり飛ばしていた。
スプリント社の第4四半期(2013年10~12月)は、売上高は91億4000万ドルで、前年同期の90億1000万ドルから増加、損失額は▲10億4000万ドルで、前年同期の▲13億2000万ドルから縮小している。契約者数も同期間、予想では▲8万人減少とみなされていたが5万8000人の純増だった。

<アリババ>
SBが出資している中国のアリババは、NY市場に上場を計画しているが、時価総額はもっぱら1410億ドルと評価されている。
SBは2000年にアリババに対し2000万ドルを出資していた。現在の出資比率は36.7%。持株の時価評価額は実に約517億ドル(約5兆27百万円)となる。
SBの大玉の傘下企業は、中国「アリババ」、「ヤフージャパン」、米国「スプリント」、「ガンホー」、フィンランド「スーパーセル」、米国「ブライトスター」。
 

[ 2014年3月24日 ]
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