アイコン 千葉大学教授自宅パソコンがハッカーに冒され学生4万7千人の個人情報成績等流出

千葉大学の教育学部の教授が、研究室のハードディスクを無断で自宅に持ち帰り、セキュリティーの設定を適切に行わないままインターネットに接続したため、学生など延べ4万7000人分の個人情報が外部から閲覧できる状態になっていたという。
閲覧できる状態になっていたのは、平成15年度以降10年間に大学に在籍した3万7000人の学生の氏名や生年月日、学生証番号、それに教授が非常勤講師を務めていた他大学の学生約3900人の氏名や成績など。

千葉大学によると、先月26日、「学生の個人情報がインターネット上で見られる状態になっている」という連絡があったという。
このため大学が調査したところ、3月12日、教育学部の男性教授が研究室のハードディスクを無断で自宅に持ち帰り、セキュリティーの設定を適切に行わないままネットに接続したため、2週間にわたって外部から閲覧できる状態になっていたことが判明した。

個人情報は、現在は閲覧できない状態になっていて、これまでのところ個人情報が悪用されたという連絡はないという。
大学では、関係者に謝罪するとともに教授の処分を検討することにしている。

今回の情報漏えいは、大学の教授や研究者たちの自宅のパソコンまで、ハッカーたちの標的にされている証拠となっている。
今に至っても千葉大学の情報セキュリティの脆弱さを物語っている。

[ 2014年4月24日 ]
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