逮捕容疑は、２００８年１１月東京都港区の会社役員の男性（４８）に、在京テレビ局が製作する映画への出資を持ち掛け、「大成功した実績のあるシリーズなので確実に投資額の５倍になる」と嘘を言い、約３０００万円を振り込ませてだまし取ったとされている。
　映画は、実際に製作されたが、若杉容疑者は関わっていなかった。渋谷署によると、若杉容疑者は自分の口座に約3,000万円を振り込ませたものの、その3,000万円は、ビーワイルドの借金返済に使ったという。
若杉容疑者は「だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

＜ビーワイルド・若杉正明氏関係作品＞
相米慎二監督『風花』。
崔洋一監督『刑務所の中』。
森崎東監督『ニワトリはハダシだ』、
藤田明二監督『ラストラブ』、
水田伸生監督『舞妓Haaaan!!!』(脚本：宮藤官九郎()
2004年、崔洋一監督『血と骨』
2006年、根岸吉太郎監督『雪に願うこと』。
2009年、原田眞人監督『クライマーズ・ハイ』がブルーリボン賞受賞

同社から東京部門が１９９８年分離独立して、(株)ガスコイン・カンパニー(東京都港区三田3-12-17、代表兼全株主：菅剛史)が経営している。
若杉正明氏再起のため、金を持っていて、裁判官もビビルような優秀な弁護士を付け、３千万円を一時的に肩代わりできるような映画人が求められる。