長谷部容疑者らは、顧客が所有する中古車を数十万円から数百万円ほどでいったん買い取り、それを上回る金額で買い戻させる手口で金を貸し付けていて、警視庁は顧客が負担する差額が違法な利息に当たると判断したという。
警視庁は、長谷部容疑者らが資金繰りに悩んでいた中小企業の経営者などを対象に貸し付けを行い、少なくとも６５００万円の違法な利益を挙げていたとみて調べている。５人はいずれも容疑を否認しているという。
車金融は以前からあるが、質屋の貸付上限金利を利用した偽質屋金融で問題となった事件より今回の事件は暴利を働いており悪質だ。