アイコン 東芝/台湾の「NAND型フラッシュメモリ」メーカーに対して特許侵害訴訟起こす

東芝は3日、携帯電話やデジタルカメラなどに使う「NAND型フ ラッシュメモリ」の特許を侵害されたとして、台湾メーカー4社を相手取り、メモリーの製造・販売の差し止めと、1億台湾ドル(約3億4000万円)の損害 賠償を求める訴訟を、台湾の知的財産裁判所に提起したと発表した。

東芝は、
パワーチップテクノロジー社、
パワーフラッシュテクノロジー社、
ゼンテルエレクトロニクス社、
シーティーシー社
の4社に対して、東芝の台湾特許第154717号及び第I238412号に基づき、NAND型フラッシュメモリ(製品番号:A5U2GA31BTS-BC等)の製造と販売の差し止め、および損害賠償を請求した。
 パワーチップテクノロジー社を含む4社は、東芝に無断でこれら特許を使用してNAND型フラッシュメモリの製造や販売を行っている。
東芝は、特許の不正利用に関してパワーチップテクノロジー社に対して協議を申し入れていたが、一切応答がなかったため、今回の訴訟提起に至った。
 東芝は1987年に世界で初めてNAND型フラッシュメモリを開発し、現在に至るまで技術開発と市場開拓を先導的に行ってきている。東芝は、事業競争力の源泉である技術の先進性を確保していくため知的財産を有効な資産と考えており、今後も当社特許の不正利用に対して断固たる措置を講じるとしている。
以上。

 台湾人は、商売ともなると中国人になる。元々華僑(守銭奴)の出身地として知られる広東省出身の中国人の末裔が多く、原住民と中国人の混血人も多い、毛沢東に敗れた国民党軍の末裔も1.5割近くいる。山岳の原住民は追われさらに山奥でひっそり暮らしている。
 台湾企業は、世界一のEMSメーカーの鴻海、ナイキやアシックスのシューズを作る世界一のスポーツシューズメーカー裕元工業など、中国で巨大な生産工場を持つ企業が多い。中国を世界の工場にしたのは中国の開放路線に乗じ進出した台湾の企業群である。
 

[ 2014年6月 4日 ]
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