アイコン ジャパンマリンユナイテッドが社員を刑事告発 水質検査書偽造

海上保安部の巡視船の定期検査を、受注した東京の大手造船会社「ジャパンマリンユナイテッド」の社員が、水質検査を行っていなかったのに異常は無いとする検査結果の書類を偽造したとして会社は2日、この社員を公文書偽造の疑いで広島県警察本部に告発した。
公文書偽造の疑いで告発されたのは東京・港区の大手造船会社、「ジャパンマリンユナイテッド」の呉事業所艦船修理部の男性社員。
第6管区海上保安本部や会社によると、この社員は今年2月、呉海上保安部の巡視船「こじま」の飲料水などの、貯蔵タンク内の水質の定期検査を実際には行っていなかったのに、異常は無いとする検査結果の書類を偽造した疑いがあるという。
検査は、洗浄後のタンク内の水の安全性を確認する成績書を、検査機関から保健所を通じて会社が受け取ることになっているが、社員は以前に検査した別の船の成績書をコピーして、海上保安本部に提出したという。
会社の調査に対し社員は「検査を忘れていて改ざんした」と話しているということで、会社は近く改めて水質検査を行うことにしている。
以上、報道

海上保安部や保健所が刑事告発するのなら理解できるが、会社が社員を刑事告発するとは、鉾先を自ら先制したのだろうか。社員の偽装行為だろうとジャパンマリンユナイテッドの行為であり、責任はジャパンマリンユナイテッドにある。会社側は、公的な仕事をする社員の偽装行為をチェックする体制も取れていなかったことを露見させたまでのこと。

ジャパンマリンユナイテッドは、
ユニバーサル造船(日立造船と日本鋼管の船舶部門が統合)とIHIマリンユナイテッド(石川島播磨重工業と住友重機械工業の船舶部門が統合)が2013年1月に合併して誕生した造船会社。
 

[ 2014年7月 3日 ]
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