アイコン 鴻海精密工業 中国で10万人新規雇用 アップル新型「iPhone」生産 ジャパンディスプレイ

台湾紙の経済日報は23日、電子機器受託 製造(EMS)大手の鴻海精密工業が、今秋に発売されるとみられるアップルの新型「iPhone(アイフォーン)」の生産に向け、中国本土で10万人超を 採用する方針と伝えた。鴻海が中国本土で一度に行う採用としては、最大規模という。
鴻海とともにアップル製品を製造している和碩聯合科技(ペガトロン)も中国本土の工場の要員を30%増強する予定。
経済日報は、新型「iPhone」の70%を鴻海が、残り30%はペガトロンが生産する見通しとしている。 鴻海は報道についてコメントを控えた。ペガトロンのコメントは得られていない。

フォッ クスコン・テクノロジー・グループ(鴻海科技集團, Foxconn Technology Group, 富士康科技集团)の社員数は、2010年当時で92万人、現在は増加して何人か不知。ほとんど中国の生産工場要員。中核の鴻海精密工業自体は4000人ほ どだ。

<ジャパンディスプレイ>

ジャパンディスプレイは、アップル向けの液晶売上高比率が、2013年3月期の20.9%から、2014年3月期は31.0%に高まったと開示している。
アップルのiPhone販売台数は、13年3月期までの1年間で1億3,810万台に対し、14年3月期までの1年間は1億5,970万台と15.6%増加。それに連れジャパンディスプレイの売上高も増加し、アップルへの依存度が高まっている。同社の14年3月期の連結売上高は6145億円(前年同期は4,573億円)で、このうちアップル向けの売上高が1,904億円(同953億円)を占めている。新型iPhoneの売れ行きしだいでは、さらにアップル比率が高まることが予想される。

[ 2014年6月25日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索