アマゾン ゲームアプリ高額請求 FTCから料金返還訴訟受ける
日本でも大問題になった子供へのゲーム課金、日本では業界が各種規制をかけ、多くの問題はクリアーされた。しかし、無料ゲーム主体だったアメリカで、スマホアプリ登場から急速に、ゲーム課金が成長、その主流となっている。
米連邦取引委員会(FTC)は7月10日、子供が親の許可なくスマートフォン(スマホ)のアプリから購入したゲームなどについて、親が高額請求を受けるのは違法だとして、米流通大手アマゾンに対し、料金の返還と改善策を求めてワシントン州の連邦地裁に提訴した。
スマホやタブレット型端末でアマゾンの無料アプリをダウンロードしてクレジットカード番号を登録すると、次からはパスワードなしで、ゲームで遊ぶための仮想通貨などが購入できるようになっている。FTCは、このサービスで親が高額請求されるケースが相次いでいると指摘。請求は1件で約360ドル(約3万6千円)という例もあり、全体で数百万ドル(数億円)に上るとしている。
高額請求をめぐっては米アップルも今年1月、同様の指摘を受け、返金に応じてFTCと和解している。
[ 2014年7月11日 ]
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