アイコン ローソン 高級スーパー「成城石井」を買収へ 119店舗

ローソンは17日、首都圏が地盤の高級スーパー「成城石井」の買収を検討していることを明らかにした。成城石井は高級感のある自家製総菜や輸入食品が強み。買収で商品開発や調達のノウハウを取り込もうという狙いがある。
 成城石井を保有する三菱商事系の投資ファンド「丸の内キャピタル」が、今秋までに行う入札に参加する予定。
 成城石井をめぐっては、高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」を展開する三越伊勢丹ホールディングスやイオンなども入札参加話があった。落札額は数百億円規模の見通し。

<成城石井>
2011年、三菱商事系の丸の内キャピタル買収 (それ以前は、レックス・HDが買収して保有していた)。これまで、富裕層の多い地に出店していたが、最近は駅ビル等人が多く集まる商業施設への出店を加速させている。
これまでの首都圏のほか、関西や東海地方への出店も加速させており、現在は全国で計119店。駅ビルや商業施設などに入っている小型店が多いのが特徴。

本社地: 神奈川県横浜市西区北幸二丁目9番30号 横浜西口加藤ビル5階
売上高:518億円(2012年12月期)
店舗数:119店。
従業員:3,429名 (社員 / 820名 パート・アルバイト / 2,609名)2014年1月末現在

<成城石井の特徴>
競合する地域の多くのスーパーと差別化をはかるため高級店志向で成功している。高級食材や輸入食材なども多く扱うなどしており、経常利益率がスーパー業界平均の倍以上の6%台もある。

なお、ローソンの大株主は三菱商事で、32.14%保有する筆頭株主。
成城石井は、上場企業でもなく、三菱商事系ファンドが全株所有する会社。入札などせず、すんなり同じ三菱商事傘下のローソンに売却すれば済むものを・・・・。
ローソンが経常利益率の向上ノウハウを取得したいならば、まずは、目の上のたんこぶのセブンイレブンの研究が必須と思うが・・・。


 

[ 2014年7月18日 ]
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