アイコン 2014第2四半期の世界のスマホ出荷高 メーカーランキングとシェア

ここにはまだ登場していないが、中国の小米が今後化けてくる。S5とほぼ同機能の製品を半額で販売している。これでは、アップルもサムスンも対応できないだろう。
中国勢の伸びは、アップル・サムスンの製品技術が、過去の技術の延長戦上にあり、後発メーカーが安価な販売価格で急激に追っかけてきたことに他ならない。
ま た、中国勢の特異な点は、アップル対サムスンのような特許戦争にならず、中国各社は両社などの特許技術等を使い放題になっている点にもある。それは中国 メーカーと特許で争えば、勝訴することは間違いないが、巨大な中国市場から締め出される恐れが強いからである。米ITメーカーが以前、そうした事例を作ら れている。そのため、戦うより、製品の信頼性でも優位にあり、中国で売った方が得策と両社は考えている。

胡錦濤時代、中国で電化・電子製品を造ったり、販売するためには、その製品の設計図面を渡せと発した。それは世界の中国へ工場投資する企業が猛反発、各国もとんでもないと釘を刺し、一件落着となったが、基本姿勢はその当時のままである。
第2四半期の出荷高は2億95百万台、市場は23.1%伸張している。それにもかかわらず、サムスンは-3.9%減じている意味は大きい。同社は低・中・高級機種の全面展開で市場をリードしているが、低・中価格帯で、中国勢に市場を奪われていることを反映している。

スマホ出荷高  /単位百万    by IDC
 
出荷
シェア
出荷
シェア
出荷前比
Vendor
2014Q2 Shipment Volume
2014Q2 Market Share
2013Q2 Shipment Volume
2013Q2 Market Share
2Q14/2Q13 Growth
1. Samsung
74.3
25.20%
77.3
32.30%
-3.90%
2. Apple
35.1
11.90%
31.2
13.00%
12.40%
3. Huawei
20.3
6.90%
10.4
4.30%
95.10%
4. Lenovo
15.8
5.40%
11.4
4.70%
38.70%
5. LG
14.5
4.90%
12.1
5.00%
19.80%
Others
135.3
45.80%
97.5
40.60%
38.70%
Total
295.3
100%
240
100%
23.10%
 
[ 2014年8月 2日 ]
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