アイコン シノケングループ/第2四半期 絶好調

同社は第2四半期について、フロービジネス(アパート販売、マンション販売、ゼネコン事業)とストックビジ ネス(不動産賃貸管理、金融・保証関連、介護関連、LPガス供給販売)との連携により、グループ全体として営業力、技術力及びサービスの質を高め、企業価 値の向上に努めた。また、平成26年2月7日付で、主に首都圏にて建設業を行う㈱小川建設を含めた4社の株式を新たに取得するとともに完全子会社化し、ゼ ネコン事業に進出した。㈱小川建設は、マンション・個人住宅などの建築請負事業、耐震工事や建物診断などの建築リニューアル事業、相続税対策などの土地活 用事業、の3事業を柱として、法人・個人・官公庁の幅広い顧客層に対し、建築全般にかかる企画・設計・施工から、そのアフターメンテナンスまで一貫した サービスを提供している。

事業部門別には、

1、アパート販売事業は、主にサラリーマン・公務員層に対しアパート経営の提案を行った。アパートの引渡しは計画通り推移し、新たなアパート用地の確保にも努めた。その結果、売上高は47億68百万円(前年同期比7.0%増加)、部門営業利益は4億48百万円(前年同期比9.1%増加)。

2、マンション販売事業は、前連結会計年度より確保した物件の販売が順調に推移した。その結果、売上高は82億39百万円(前年同期比14.3%増加)、部門営業利益は20億66百万円(前年同期比74.3%増加)。

3、ゼネコン事業は、当第2四半期連結累計期間における請負工事の進捗が順調に推移した。その結果、売上高は39億18百万円、部門営業利益は3億14百万円。

4、不動産賃貸管理事業は、管理物件の入居率の維持・向上を目指し、広告活動やリーシング力の強化により入居促進に努めた。その結果、売上高は26億21百万円(前年同期比15.4%増加)、部門営業利益は2億81百万円(前年同期比3.7%増加)となったとしている。
ほか省略。以上。

超低金利の継続、景気回復により、資産活用住宅(アパート・マンション1棟売り等)販売が好調に推移しているようだ。
元々、社長はアパート建築販売業からスタートしており、今回の小川建設の買収は規模もそこそこであり、相乗効果がはかられ、また建築事業・資産活用事業ともフォローの風も吹いており、問題ないと思われる。東京のオフィスの空室率が大幅減少している中、既存オフィスの家賃は上がっておらず、不動産業界は暫く安定的に推移するものと思われる。

連結/百万円
売上高    
営業利益
経常利益
当期利益
13年12月第2四半期
14,389
1,742
1,672
1,172
14年12月第2四半期
20,254
2,792
2,612
1,650
14/Q2/13/Q2比
140.8%
160.3%
156.2%
140.8%
14年12月期予想
35,000
3,300
3,100
2,100
14期予想/13期比
134.8%
113.3%
116.2%
103.7%
13年12月期
25,970
2,912
2,667
2,026
12年12月期
23,299
1,872
1,603
1,512
11年12月期
19,822
1,309
881
1,001
2014年12月期Q2
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
32,434
6,727
6,704
20.7%
 
[ 2014年8月11日 ]
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