アイコン 日銀黒田丸 円安万歳と  景気に効果大と

7日の参議院予算委員会で日銀の黒田総裁は最近の円安ドル高傾向について、日本経済全体にとってよい効果が大きいという認識を改めて示した。
黒田総裁は、金融政策について議論する日銀の金融政策決定会合を中断して、参議院予算委員会に出席した。
日銀の総裁が金融政策決定会合を中断して国会に出席するのは、平成10年9月以来約16年ぶりで、異例のこと。
7 日の予算委員会で、黒田総裁は「経済の基礎的な条件、ファンダメンタルズを反映した形での円安は、全体として見れば景気にとってプラスだと思う」と述べ、 1ドル=110円台まで進んだ最近の円安ドル高傾向について、日本経済全体にとってよい効果が大きいという認識を改めて示した。
 そのうえで黒田総裁は「時々の為替市場の動きは、実体経済に影響を与えるので、今後とも注意深く見ていきたい」と述べた。
以上、報道

国民不在の円安、ますます物価は高騰し、実質可処分所得は目減り、購買力は落ちるばかり。日本国民全員が、株でも投資しているというのだろうか。

日銀の円安万歳は限度を知らないようだ。世界では原油が値下がりし続けているが、日本価格は円安で相殺され、高止まりしたままとなっている。
海外へ進出した日本企業が日本へ戻ってきたら別だが、この間の大幅円安においても輸出数量の増加は限られ、企業にとって円安利益のみ生じていることが窺い知れる。

円安もここまで来れば、内需は悲惨、価格転嫁できる大手は問題ないが、価格転嫁できない中小企業は悲惨、増税と輸入物価高で、可処分所得が増えない中、高い買い物をさせられる国民はさらに悲惨。それでも日銀黒田丸は円安大歓迎の動きをやめようとしない。

 

[ 2014年10月 7日 ]
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