アイコン タイワコスミックミリュー/東日本震災被災産廃20トントラック8万8千台分不法投棄

宮城県警は17日、産業廃棄物処理会社「タイワコスミックミリュー」(宮城県黒川郡大和町鶴巣大平字谷津沢一番34-1)が、東日本大震災の被災家屋の解体ごみなどを不法に投棄したとされる事件で、廃棄物処理法違反容疑で、同社のごみ焼却施設を現場検証した。
不法投棄した産廃の総量は計約176トンに上るとみられ、県内で起きた不法投棄事件としては過去最大規模。
検証は午、前10時ごろ、県警生活環境課と大和署の捜査員計約10人態勢で開始。同社社長が立ち会い、がれき搬入から焼却までの一連の流れを確認した。
宮城県警は今年8月に廃棄物処理法違反容疑で同社事務所など3ヶ所を家宅捜索、9月に事務所隣の山林を現場検証した。

同社が埋めたのは、木片などの廃材約116トンと焼却灰約39トン、廃プラスチック約21トン。気仙沼市などの被災地から運んだものが含まれているとみられる。
 同社幹部は、県警の任意の調べに対し「下請け業者が勝手にやった」などと話しているという。
同社は1991年創業。産廃の収集運搬と中間処理などを請け負っている。震災後、敷地内の施設で、家屋解体に伴うがれきの破砕や再生処理を行っている。
 不法投棄現場は、東北自動車道大和インターチェンジから約5.5キロ東南の山あいにある。
以上、報道

税金を投入した被災地産廃の撤去については、トレーサビリティーをちゃんとしなかった宮城県庁担当部署や地方自治体のいい加減さが浮き彫りになっている。国民の税金を投入しており、それぞれの担当部署の処分も望まれる。

[ 2014年11月18日 ]
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