円安の進行で日本の商品が割安になったことを受け、韓国の消費者による日本のインターネット通販の利用が活発になっている。
海外宅配代行韓国最大手、モールテールの日本からの宅配代行件数は９～１０月に１万３７００件となり、前年同期比１０７％の増加を記録した。７～８月に比べても２４％増加した。
　同社が９～１０月に配送を代行した日本の商品のうち、最も物量が多かったのは美容室向けのヘアケア製品「ハホニコ　ラメラメトリートメント」だった。
　アマゾンジャパンなどで同製品は１万５０００円ほどで購入できるが、円安にもかかわらず韓国では５０万～６０万ウォン（５万３１００～６万３７００円）台で販売されている。

次いで、プラスチック製ボトル「マイボトル」（日本販売価格１万５０００ウォン台（約１,594円台／0.1063円）が、韓国販売価格３万ウォン台（約3,189円台）や、「ロイズ　生チョコレート」（日本７,０００ウォン台、韓国１万８,０００ウォン）が続いた。
　モールテールによると、ヘアケア用品のほか、キッチン用品や衣類、雑貨、書籍、ＣＤ・ＤＶＤなどが人気だという。
　ウォンの対円相場は２０１１～１２年に１００円＝１５００ウォン台まで下落したが、１２年下半期から上昇し始め、今年８月下旬に０８年のリーマン・ショック以来、６年ぶりのウォン高水準を記録した。今月１９日現在、１００円＝９３８ウォンとなっている。
以上。

韓国の輸入販売業者が儲け過ぎだろう。
それにしても、韓国の若い女性たちは、国内にもいくらでもヘアケアメーカーはありそうだが、日本のこうした美容専門業者の事業者向けトリートメントを購入するほど研究し、日ごろの髪のお手入れをしているようだ。