アイコン 増産体制 産業用ロボットの安川電機 中間事業所内に新工場建設へ 

安川電機は、国内ロボット生産体制の再構築を目的に、中間事業所(福岡県中間市)内に新第3工場の新設する。

1.目的
 自動車関連市場を中心に、グローバルで自動化・省力化を目的としたロボット導入が加速するとともに、ロボットの需要が高まっている。
安川電機は、国内では13年度に北九州市の八幡西事業所内にロボット第2工場を新設し、既設のロボット第1工場および第3工場とあわせ、3工場による生産体制を整備した。
  このたび、さらに拡大するロボット需要に対応するため、さらなる生産能力増強と生産性向上を目指し、中間事業所内にロボット新第3工場の新設を実施する。
 
大型ロボットの生産工場となる中間新第3工場は、隣接する部品の機械加工工場と直結し、部品加工・組立・試験・塗装・艤装の一貫生産により全体最適化を実施し、生産性を向上させる。
現在、大型ロボットを生産している八幡西事業所の第3工場は、今後、ロボット適用用途の拡大を狙いとした試験設備を充実させ、信頼性試験エリアを拡張する。
これにより、「生産力」とあわせ、「開発力」を強化する。
 
2.新工場概要
 名称   :中間新第3工場
 住所   :福岡県中間市大字底井野319-4
 敷地面積:40,438m2
 建築面積:13,346m2
 竣工   :2015/6/30(予定)
 稼動開始:2015/8/21(予定)
 生産能力:900台/月
 
連結/百万円
12/3期
13/3期
14/3期
15/3期予
15/3中間期
売上高
307,111
310,383
363,570
395,000
193,923
営業利益
14,818
13,070
25,702
30,000
14,920
経常利益
15,626
14,053
27,084
31,000
15,640
当期利益
8,432
6,800
16,964
22,500
11,692
総資産
279,072
302,518
340,506
 
実績
自己資本
100,109
112,218
134,076
 
 
資本金
23,062
23,062
23,062
 
 
有利子負債
58,071
54,161
54,752
 
 
自己資本率
35.9%
37.1%
39.4%
 
 
 
同社は約6割が海外売り上げであり、10月31日のWインパクトによる円安により今や118円、下半期はかなり利益を押し上げるものと思われる。
[ 2014年11月21日 ]
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